「今、ネットの世界で起こった
一番大きな変化は何ですか?」
こう質問されたら、あなたはどう答えますか?
特にネットで集客をしようとする場合、
どうしても
「ネットの最新事情」
にはついていかざるを得ません。
普遍的なやり方が定着していて、
“これだけやってればOK!”
というものがあればいいのですが・・・
なかなかそういう訳にもいかないのが現状です。
たとえば今だったら、フェイスブックを
上手くネット集客に利用することができます。
でも、10年前にはそういうことは
全くできなかったはずです。
このように、ネット集客というのは
ある程度最新の事情を抑えておく
必要のある分野です。
さて、前置きが長くなりましたが・・・
「今、ネットの世界で起こった
一番大きな変化は何ですか?」
という質問の答えを考えていきましょう。
スマホへの移行
僕の意見では、今ネットの世界で
起こった一番の変化は、
「ユーザーのスマホへの移行」
だと考えています。
アクセスの解析をすると、
スマホ経由のアクセスの方が多い
というのはもう当然になりました。
今この記事を見ているあなたも、
スマホで見ているかもしれませんね。
それだけスマホへの移行というのは
爆発的に進んだということになります。
ただ・・・
ネット集客を考える上では、
「ふ〜ん、スマホへの移行が進んだんだ〜」
というだけで終わってしまってはいけません。
「自分のビジネスにはどう影響があるのか?」
ということを考える必要があります。
グーグルの取り組み
スマホが普及するにつれて、
今大きく変化しているものがあります。
それは、”検索エンジンの仕組み”です。
もっと具体的に言うと、グーグルの仕組みですね。
最近、ネットサーフィンをしていたら
グーグルが広告を出しているのを発見しました。
その広告をクリックしてみると、
こんな画面が出てきます。
「モバイルサイトの速度をテストしましょう」
ちなみに、URLはこれです。
↓
https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp
クリックしてみたらわかると思いますが、これは
「自分のサイトのURLを貼り付けると、
モバイルサイトの読み込み速度を計測できる」
というグーグルのツールになっています。
実際に、FPライズのサイトで試してみると・・・
こんな結果が出ました。
「普通」
ですね。
どうやら、グーグル先生いわく
読み込み時間が遅いせいで24%の
人が離脱してしまっているようです。
読み込み速度が変われば・・・
これは、つまりは読み込み速度を
改善すればもっと多くの人に自分の
サイトを見てもらえるということです。
こうやってパーセンテージで見ると
ちょっと実感がわかないかもしれないので・・・
ちょっと例えばの話をしましょう。
とあるFPのホームページから、
月平均で10件の問い合わせがあり、
1件あたり10万円の売上になるとします。
そして、読み込み速度が遅いせいで
20%の顧客が離脱してしまっている。
そこで、読み込み速度を改善して
離脱を10%に抑えることで、
約月1件問い合わせが増えた。
これで、月の売上が10万円、
1年で120万円のアップに繋がった。
と・・・
こんな話になる可能性があるということです。
一番のポイント
「じゃあ、どうやったら読み込み
速度を上げることができるの?」
ということですが、
一番大きいと感じるのは
「大きい(重い)画像を使わない」
ことですね。
例えば、画像を小さいサイズで
実際は表示するのに、それよりも
はるかに大きい画像をアップして
しまっている例は結構あります。
こういうのが積み重なると、
どうしても読み込みが遅くなってしまいます。
あとは、無駄に動画やアニメーションを
入れないこともポイントですね。
他にもページの読み込み速度に
影響する要素はたくさんるのですが・・・
いかんせん素人ではわからない
技術的なことも多々あります。
なので、これはプロに任せる所ですね。
さっきのグーグルのサイトでテストをすると、
改善のレポートを取得することができます。
それをウェブの専門家に見せて改善してもらう。
それが一番効率的な方法です。
ただし、基本的にはウェブデザイナーは
ページの読み込み速度は気にしません。
(それは彼らの仕事ではないからです)
なので、そういうことがわかっている人を
見つけられるといいですね。
グーグルが発しているメッセージ
こういったツールをグーグルが
積極的に出しているということは、
「モバイル(スマホ)の読み込み速度は
大事だから、みんなちゃんと改善してね!」
という意味合いが大きいです。
これからは読み込み速度がより
ウェブ集客でも大事な要素になってくるでしょう。
なんだか複雑そうに聞こえますが、
これは基本的には
「一度やってしまえばずっと効果が継続する」
類の施策になります。
つまり、やる価値の高いものだということですね。
ちょっと複雑に感じるかもしれませんが、
ネットの変化に対応できるよう、
ぜひこういったことも覚えておいて下さい。