顧客はあなたを忘れない

コロナで新規の顧客の集客が厳しい。

前回のブログでこんなお話をしました。

コロナの波がきて新規が途切れると決まって同じ現象が起きます

それは過去にコンサルティングを完了した方。

いわゆるOB顧客からの問い合わせ。

仕事が途切れても、また仕事がある。

独立して仕事をしていると一番つらいのは、仕事がないこと。

そのため以前相談にのった方にまた相談を頂けるのは、自分が提供しているサービスに間違いがなかったことの表れでもあります。

なのでこれほど嬉しいことはありませんよね。

新規の方を集客するよりもOBの方にまた来てもらう方が、難易度がはるかに低いと言えます。

もしあなたがいま、仕事に余裕があればそんなアプローチがおススメです。

家計改善ブームが起きている

生活を圧迫するインフレ。

今は菅政権時の通信費引き下げ以来の固定費の見直しブームが来ていると言えます。

値上げを家計の工夫で乗り切らないといけないと思う層が増えています。

特に過去に相談してくれた人は、間違いなく家計のお金に敏感な方々。

困ったらFPに相談しようというマインドが出来ているので、私たちの話をしっかりと聞いてくれます。

そういった意識が高い方というか行動力がある方は、問い合わせをしてくれるわけです。

しかし意識は高くても行動するまでに至らない方が実際はほとんど。

そういった方々へアプローチをとることは今かなり有効と考えられます。

OBにコンタクトを取るツール

石塚さんがよく案内を出しているニュースレター。

これは顧客リストに定期的にコンタクトを取る最も有効な方法だと思います。

できる方はこれをやれば間違いないでしょう。

と言いながら、私はニュースレターをやっていません。

手が回らないのが理由(言い訳)です。

そこまで時間を使えないなら他にも方法はあります。

それは今までの顧客リストにダイレクトオファー。

『家計の見直しがブームになっている→有効な選択肢はこれ→ご相談希望はこちら。』

こういったブログを一記事書いて、メールを送っても良いと思います。

肌感覚だと10%くらいの反応率があるのではないかと感じます。

具体的にどんな相談になる?

・ライフプランの再作成

・固定費の見直しのアドバイス

・結果、生命保険のブラッシュアップ

・結果、つみたてNISAのアドバイス

ほぼほぼこんな感じになります。

相談料を頂くかどうかはケースバイケースです。

過去に満足して頂いた顧客に、再度最善の提案をすればOBは次の顧客を紹介してくれることもあるかと思います。

今の時期は、気をてらって何かを仕掛けるよりも基本に忠実に行動する。

コロナが終息すれば、今の新規顧客は従来ベースには確実に戻る。

今の間に経営の地力をつけるためにあなたのファンと積極的にアプローチをしていきましょう。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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