執筆者:昆 知宏
ブログを書いてと言われても「何を書けばいいのか分からない」ということはよくありませんか?
そんなときにおすすめしたいのが、今話題になっているニュースについて、専門家として自分の意見を書くことです。
ニュースを紹介するだけではありません。
「このニュースを見て、私はこう思った」
「このニュースは、お客様にとってこういう意味がある」
ここまで書くことがポイントです。
ニュースを「自分の仕事」に引き寄せる
例えば今回、ダイワハウスが注文住宅部門で23都道府県から撤退し、撤退しない地域でも5,000万円以上を中心とした展開にするというニュースがありました。
住宅FPであれば、非常に書きやすいテーマです。
私が住んでいる新潟県も撤退対象地域に含まれています。
これは単純に「ダイワハウスが新潟から撤退する」という話ではありません。
5,000万円以上の注文住宅を購入できる世帯が十分に存在しないと判断された地域、とも考えられます。
住宅価格が上昇する一方で、地方では所得の伸びが追いついていない。
そう考えると、これは住宅業界だけではなく、家計や地域経済にも関係するニュースになります。
住宅の専門家でなくても書ける
このニュースは住宅FPでなくても書けます。
保険が専門なら、「住宅価格が5,000万円を超えてくると、必要保障額はどう変わるのか」。
資産運用が専門なら、「住宅価格が上がる時代に、頭金を入れるべきか、運用資金を残すべきか」。
相続が専門なら、「住宅価格の上昇が親から子への住宅資金援助にどう影響するか」。
こんなふうに、自分の専門分野へ引き寄せればいいのです。
つまり、ニュースそのものが専門テーマなのではありません。
ニュースを材料にして、自分の専門家としての意見を語る。
これがFPのブログでは非常に重要だと思っています。
ブログのネタに困ったらニュースを見る
お客様が検索するのは、必ずしも「FP」という言葉ではありません。
住宅購入を考えている人なら、「住宅価格が高すぎる」「5,000万円の家」「住宅ローン」「ダイワハウス 撤退」など、その時に気になったことを検索します。
そこであなたの記事が見つかり、
「この人はニュースを紹介しているだけではなく、専門家として解説している」
と感じてもらえれば、問い合わせにつながる可能性があります。
ニュースには「今」という時間軸があります。
だからこそ、タイムリーに書く意味があります。
ブログのテーマに困ったら、まずニュースを一つ探してみてください。
そして、「このニュースを見て、専門家として私は何を思うか?」
を考えてみる。
今回のダイワハウスのニュースも、住宅価格、地方の所得、住宅ローン、家計への影響など、いくらでも話を広げられます。
大切なのは、ニュースを上手にまとめることではありません。
ニュースを材料にして、自分の専門家としての考えを世の中に出すこと。
これを続けていけば、ブログは単なる情報発信ではなく、問い合わせを生み出す営業ツールになっていくと思います。