ブログ記事から思わぬ反応がありました。
地元の銀行の住宅ローンが改定になったので
ポイントをまとめて記事にしたのですが、
複数の住宅会社の方から
こんなコメントがあったのです。
「記事でお金がもらえるようになったんだね。おめでとう!」
内容はこんな感じ。
「え?どういうことですか?」
と私は困惑したのですが、
まとめ記事が企業からお金をもらって書いた
いわゆる「企業案件」記事に
どうも映ったようなのです。
なので「いやいやいやいや、違いますよ」
って感じで返したのですが、
世間はそういうふうに捉えるのか。
企業案件の依頼が来る人は
インフルエンサーとして評価されるわけだから、
そういう時代なんだなというわけです。
私は事実をまとめて書いて、
どちらかというと批判的な内容を含んでいたので
そういうふうに思われることは意外でした。
読み手に役立つ情報を書く
私個人的には、
アフィリエイト目的な記事はきらいです。
その商品がいいのか悪いのか、
その記事がそもそも広告目的なのか、
最近の情報の海から
まずはそれを選別するだけで
エネルギーを使ってしまいます。
広告料収入目的の記事は読み手のリテラシーが求められますよね。
ちょっと前に
仮想通貨のアフィリエイトが結構問題になりましたが、
基本的にはいいことばかり書いて、
一応デメリットも書くけど、
メリットがうわ回るからいますぐやったほうが得!
みたいな定形記事があらゆる分野にはびこっています。
記事を書いた本人は、
別にその商品をいいと思っているわけでもなくて、
使ってもいないけど
というのはザラにあって
検索上位にそういう記事がでると困ってしまいます。
例えば
生保や住宅ローンは上位検索されるために、
その業者の人は「お金を積んでますから」という表現をよくします。
ランキングとかも
都合の良い順序立てで構成されるような記事が
いまだに結構上位にくるので、
上位記事が正しい情報というよりも
マーケティングが長けている情報ということになります。
少なくても私たちは大手企業ではありませんから、
本当に顧客に役立つ情報を出すというのは
コツコツ頑張っていきたいものです。
目の前の現金を追って信用をなくすな
とはいえ、
アフィリエイトの成約フィーは
1記事数千円のものはザラにあります。
テクニックに特化して記事を書けば、
月に数十万円の収入も夢でなく、
決して少なくない収益を追いかけて
今もアフィリエイト記事は量産されています。
私もアフィリエイト会社から
オファーを受けたこともあります。
確かにその通りに行けば
月に50万円以上の収益を出すことは不可能とも思えず、
悪くない誘惑です。
しかしながら、
一度それをやってしまうと
正しい情報を書くというよりは、
アフィリエイト成約につながる記事に重きを置くことになり、
目の前の現金を追いかけて
大切なものを長期的に失うことは明確です。
インフルエンサーであるホリエモンとかひろゆきも、
アフィリエイトをやって信用をなくすな、とよく言っています。
それだったら
本当に役に立つ情報とか
求められる情報をまとめて
YouTubeを上げて
広告費収入を目指せというわけです。
確かにいきなり情報発信のノリが変わって、
ゴリゴリのアフィリエイトが入ってきたら
印象は最悪ですよね。
どうしてもやりたいなら、
自分とは別人格でサイトを立ち上げてやるかという感じですが、
そこまでしてやるんだったら
本業にリソースを集中させたほうが絶対にいいはずです。
目先を追いかけるな
今日の記事、
あなたも同意してもらえるなら
実は結構少数派みたいですよ。
多くの方がこういった誘惑に負けて、
サイドビジネスに手を出しています。
あなたのまわりにもそういう人はいませんか?
急にどうしたの?みたいな。
しかし、そういった方の末路って
短期的には売り上げをあげても
長期的には大きく売り上げを下げている人が
圧倒的に多いのです。
まさに目先の現金を追いかけて、
信用を失墜した典型例です。
ビジネスは地味なことをコツコツ続けて、
楽をしようとせずに誠実に。
誰を見て商売をしているのか。
この本質を忘れずに続けることが
長続きをする秘訣であることは、
いつの時代も不変であることは間違いないですね。