夏が暇な方に朗報

昆知宏

2月、 8 月、住宅業界はわりとひま。

住宅業界で働いていたときから
感じるのですが、

2月と 8 月は新規集客が
ガクンと落ちます。

“ニッパチ”はひま。

とは良くいったのもので、
独立してからもどうもこの傾向は
続いています。

今年の2 月はここにカンフル剤を
打とうとTVに出演したりして、
力技で集客をしていたのですが、

この8 月は特に新規集客に
カンフル剤を打つのはやめて

既存顧客さんのサービス向上を
考えたり、

収益を最大化させるためには
どうすればいいのかを
考える時間を持つことにしました。

するとどうでしょうか。

今までよりも収益を上げるのが
かなり現実的にできそうだと
なんだかワクワクしてきたのです。

優先順位の高い仕事

あなたも前々からやろうと
思っていたけど、

忙しさを理由に手をつけていない
ことってありませんか?

これさえちゃんとやれば、
売り上げに直結するはずと
思っているのにです。

私はあります。

それは前々から思っていたのですが、

“顧問契約をすることにより
受けられるお客さんのメリット“

を分かりやすく説明する資料作りです。

いま私はパワーポイントで
作ったデザインがイマイチな
自作の資料を使っているのですが、

正直もっといいものを作れるよね
とは思い続けていました。

世の中には面白い人たちが
いっぱいいて、

自分のビジネスを客観的に
ヒアリングしてくれそれを
文字にしてくれて、

さらにそこからデザイン力を
駆使して一般の人に伝わりやすい
キャッチーな資料を作ってくれる。

こういう冊子を請け負ってくれる
人がいると最近知りました。

つまり私の場合これに着手すれば、
今までよりも顧問契約率が上がり、
収益が上がるだろうと思っています。

インフラを整える

例えば、、

顧客単価を50 万円とすれば、

年間50 組集客、20 組顧問契約
のとき売上高は 1,000万円です。

これが

年間50 組集客、 25 組顧問契約
のとき売上高は 1,250万円です。

実際はやってみないとわかりませんが、

脳内ではこれくらいは固いだろうと
思っているわけで、

250万円の見込み利益を作りだす
重要な仕事となります。

行うサービスはそのままですが、

“サービスをより分かりやすく
伝えるための仕事“

に取り組むということです。

忙しさを理由に未着手で
顧問契約にならない顧客ばかりに
時間を取られていては、

収益に繋がらない忙しさと
なってしまいます。

これができない人が多い

こんなふうに頭では分かっていても
今自分がすべき収益の最大化の

仕事はびっくりするくらい
多くの人が行っていません。

あなたがビジネスを立ち上げた理由が

“いつも忙しくいたい”

ということであれば目の前の
仕事をとにかく消化していくのも良いでしょう。

ただし多くのビジネスパーソンは
そうではないはずです。

“効率的に収益を最大化させたい”

こっちのほうがどう考えても
本音であると言えます。

それにも関わらず多くの場合は、
日々の業務に忙殺されて、

本来取り組むべき後者の仕事を
置き去りにしてしまいます。

真実は後者のことばかり考えていれば、
あなたの市場や分野ではすぐに

第一人者やマーケットリーダーに
なれるのにも関わらずです。

さあ、日常業務をオフにしよう

というわけでお盆を挟み
私たちは時間が取りやすくなります。

住宅分野では8月はどのみち
集客が落ちるので、

そこをカバーしようと躍起に
なるのではなく、

未来の売り上げを考えましょう。

あなたは今までと同じサービスを
提供するのにもかかわらず

アプローチを変えたり、
新しいアライアンスを創造することで

あなたのビジネスは大きく化ける
可能性があります。

その時間をゆっくりと持ってみませんか?

誰かの作ったビジネスの仕組みに
乗っかるのではなく、

あなたが作ったビジネスの仕組みを
走らせることが収益の最大化に直結します。

あなたもゆっくり考える時間さえ
あればきっとこれができるはず。

身近なところだけでも、

資料を作りなおしたり、
お客様の声を丁寧に取りなおしたり

売り上げに直結する作業は
いくらでもあります。

さあ、今年の夏は脳をフル活用で
ワクワクしましょう。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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