ふるさと納税反対!

石塚駿平

前回のメルマガで、
昆さんがふるさと納税に
ついて触れていましたね。

この制度、非常に魅力的だと
思うのですが、少し思う所が
あって僕はまだ活用していません。

というのも、実際の運用のされ方が
返礼品競争になってしまっていて
本来の意図と離れてしまっているんじゃないか?

と思っているからです。

最近、こんな記事を最近見かけました。

人気の『ふるさと納税』、自治体間格差最大70億円
http://www.yomiuri.co.jp/topics/ichiran/20170207-OYT8T50041.html

ふるさと納税の制度が始まっててからは
中には赤字になっている自治体もあり、

『地方活性化という制度の
趣旨との整合性が問われかねない
実態が浮き彫りになっている』

という記述がこの記事の中にあります。

どうしても返礼品勝負になるので
税収入に偏りが出てしまっている、
ということですね。

このふるさと納税、
すごいお得な制度だと思うのですが、、、

こういったこともあって、
個人的には少し反対の立場を取ってます。

お得な面だけが露出する

ただ、構造的にこのような問題が
表面化するのは時間の問題だった
のかもしれません。

ふるさと納税のPRにFPが
メディアに出る場面も多かった
と思いますが、焦点が当たるのは

『いかにお得か』

という部分だけ。

もし解説をするFPが

『本来ならこういった意味合いで
やっているものなんですよ』

という説明をしようとしても、
編集でほとんど全てカット。

もしくは、紙面には載らない
という形だったと思います。

きっと、昆さんの代わりに
テレビに出る人の映像は、
こういった形に編集されるでしょう。

なぜなら、

『いかにお得か』

の情報の方が圧倒的に面白いからです。

税制度の意義など、
ほとんどの人は興味を持ちません。

真実を伝えればいいのか?

でも、、、

やっぱりちゃんと制度の意図を
把握して活用するのは大切な
ことですよね。

ふるさと納税が始まったことで
税収の差が広がってしまっては
元も子もありません。

本当の意味で、自分のふるさとや
応援したい自治体に納税していくのが
望ましい形だと思います。

という訳で、もしFPとして
ふるさと納税の話をするなら、
ちゃんと制度の意義を伝えましょう!

と言いたい所ですが・・・

実は、こういった考えは
あまり有効ではありません。。

入り口で必要なこと

上でも挙げた通り、
メディアというのは小難しくて
わかりづらい話よりも、

『いかにお得か』

みたいな話をする傾向にあります。

なぜなら、その方が視聴者や
読者が集まるからです。

もしあなたが、

『ふるさと納税の意図について』

みたいな固いタイトルで相手に
伝えようとしたら、そもそも
そのメッセージは読んでもらえません。

完全スルーで終わりです。

こうなってしまったら、
存在しないのと一緒ですよね。

なので、最初の入口はみんなが
興味を持ってもらえるような
キャッチーなものである必要があります。

ふるさと納税だったら、やはり
特産品の話や、税金の還付の話が
興味を引く話題になります。

なので、入り口はその話題で興味を引く。

そして、その後にしっかりと
自分の考えを伝えていく。

こういった構成にすることが
必須になってきます。

必要不可欠な順番

健康的なダイエットの方法を
伝えたかったら、まずは

『〇〇を食べるだけダイエット!』

みたいなキャッチーなもので
興味を引き、集まった人に対して
運動の重要性や正しい食事の
とり方を教えていく。

本当に効果のある集客方法を
教えたかったら、まずは

『0円でできる即効性のある集客方法』

で興味を引いて、集まった人に
対して本格的な集客の仕方を教える。

このように、入り口で興味を引き、
教育はその後にする。

これが、伝えたいことを
伝える為に必要不可欠な順番です。

順番を間違えたら全て
台無しになってしまいます。

自分の言いたいことを
最初に持ってこれないのは
もどかしいかもしれませんが・・・

これが最適な順番なので、
ぜひ抑えておいて下さいね。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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