これでもう迷わない!文章の書き出し具体例

石塚駿平

「文章の書き出しって、
なかなか難しいんですよね〜」

この前、最高の記事コンテンツの作り方
の記事を読んだ方より、
こんな意見をもらいました。

確かに、書き出しって何だか
上手くできなかったりしまいますよね。

ホームページにアップする文章を書く時。

雑誌のコラムの記事を書く時。

セミナーの募集文を書く時。

書きたいことはわかっていても、
どうやって書き始めていいのか
わからなくなって手が止まっちゃう・・・

あなたも、経験があるかもしれません。

そこで、その悩みを解決するために、
今回は文章の書き出しに使える
鉄板パターンを具体的にお伝えします!

このやり方を学べば、文章の書き出しに
困ることはもうなくなるはずです。

鉄板パターン

書き出しのパターンというのは
数多くありますが、僕が個人的に
考える”鉄板パターン"というのは、

『共感+理想の結果』

という書き出しのパターンです。

どういうことかと言うと、
まずは相手が持っている不安や悩みに
共感する文章で書き出していきます。

そして、できればそういった感情が
起きる場面を具体的に描写する。

最後に、その文章を読むことで
得られる結果を伝える、という順番です。

解説をするよりも実例を見た方が
実感しやすいと思うので、
具体例を下記に書いてみますね。

例:住宅ローン金利タイプの選び方

住宅ローンの金利タイプって、
一体何を選べばいいの?

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?

住宅メーカーの営業マンは変動金利を
勧めてきて、返済額が少ないのは魅力的。。

だけどネットで見ると固定金利の
方が良いって言ってる人もいるし・・・

一体どっちがいいの!?

もしあなたがこう思っているのなら、
今からお伝えする内容は必ず役に立つはずです。

これまで100世帯以上の
住宅ローン選びをお手伝いしてきた私が、

『あなたにピッタリの金利タイプの選び方』

をお伝えします。

この選び方を学べば、あれこれ悩まずに
あなたにぴったり金利タイプを
選ぶことができるようになるでしょう。

例:相続対策の方法

「相続について何かしなければ
いけないと思っているけど、
一体何をしたらいいのかわからない・・・」

あなたは、こんなことを考えていませんか?

相続というのは、

「相続が原因で一家がバラバラになった」

なんて話を聞くと、何となく不安になってしまいますよね。

きっと事前に何かをした方が
いいんだろうけど、何をすれば
いいのかは想像もできない・・・

そんなあなたの為に、

「これさえ覚えておけば大丈夫」

という相続対策の情報をお伝えしていきます。

これを読めば相続対策に関する漠然
とした不安を解消することができるはずです。

スムーズな書き出しの秘訣

どうでしょうか?

このように、

■相手の感情に共感する

■具体的な描写を入れる

■文章を読むことで得られる結果を伝える

という構成で書き出しを作ると、
スムーズに読み始められますし、
最後まで読みたい気になりませんか?

読み手が欲しいのは、感情の変化です。

不安な気持ちが楽になる。

悩みが解決できてすっきりする。

楽しい気持ちがさらに楽しくなる。

こういったものを求めて人は情報を探しています。

だから、その気持ちをまずは汲み取って
あげて、未来像を見せてあげる。

そうすれば、スラスラと読まれる
良い書き出しを作ることができますよ。

このやり方が使えると思ったら、
ぜひ実際に使ってみて下さいね。

P.S.
ちなみに、この文章の書き出しも
同じような形で始めています。

1つ型をマスターすると非常に楽になりますよ。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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