相談料金を上げたら、集客数は減る。
普通はそう思いますよね?
確かに、基本的な原理としてはそれが正しいです。
しかし、工夫次第で相談料金を上げながら集客数を維持することもできる。
そんな事例を目の当たりにしたので、今回はその話をしたいと思います。
ホームページのリニューアル事例
どんな事例でそれが起こったかというと、
『ホームページをリニューアルして、新ホームページでは新料金を提示する』
という事例です。
新料金はもちろん変更前より高く、メインのサービスで約4万円です。
ホームページから直接申し込むにしてはそこそこな金額ですね。
僕はホームページリニューアルのサポートをしていたのですが、
「一時的に集客数は下がってしまうかもしれないな・・・」
と正直思っていました。
嬉しい誤算
しかし、報告を聞いてびっくり。
なんと集客数は全然変わっていないとのことでした。
1週間に1件のペースで申し込みが入っているとのことなので、結構良いペースです。
これからアクセスを増やす為の施策を続けていけば、さらに伸びて行くでしょう。
ホームページからこれだけの料金のサービスの申し込みがコンスタントに入ってきたら、かなり上出来ですよね。
では、なぜこのような状態を実現できたのか?
もちろん、ホームページのリニューアルはただデザインを変更しただけではありません。
ホームページの中身も合わせて大きく変えていきました。
最も大きかったポイント
変更点は多くあるので全てはお伝えしきれませんが・・・
一番大きなポイントは、
『ターゲットを明確にして、何を提供できるのかを具体的に示した』
という所だと思います。
他のFPの方のホームページを見ていると、
『誰にメッセージを発信したいのか』
が明確になっていないものが多いです。
これもあるし、あれもあるからどんな相談にも乗れます、だとメッセージとして弱いんですよね。
今回の事例では、個人向けや法人向けが混在していたのですが、法人向けをホームページ上では出さずに、相談によく来る顧客層の悩みに合わせたホームページにしました。
提供できる内容を具体的に示す
また、『何を提供できるのか?』という点についても不明確になっているホームページは多いです。
「お金の悩みを解決します!」
と言ったとしても、一般のお客さんには伝わりません。
どんな手法で、どんなことをヒアリングして、どんな結果を出すのか?
その結果はどんな形式で出てくるのか?どんなアドバイスをFPが提供できるのか?
こういった情報を具体的に出すことでやっと一般の人に伝わるメッセージになります。
"具体的"というのが大きなポイントですね。
ここの部分を省略してしまっているFPは本当に多いです。
というか、ちゃんとできてるFPはほとんどいません。
なので、僕がホームページのアドバイスをする時には100%この部分にメスを入れます。
これができれば確実に集客力は上がる
このような工夫をしてホームページをリニューアルしたことで、相談料金を上げても集客数が変わらないという結果を得ることができたのです。
この事例では僕はあくまでアドバイスを行なっただけので、この結果を出すことができたFPの方の努力と実行の結果ですね。
とても素晴らしいと思います。
このように、ホームページでは伝え方を工夫することで集客力は上がります。
今回お伝えしたポイントは、ほとんどの方がなかなかできていない所です。
なので、しっかりと取り組めば確実に集客力は上がるでしょう。
より良い成果を得る為に、ぜひ参考にしてみてください。