この記事は、カナダの大学で書いてます。
オカナガン・カレッジという、
バンクーバーから飛行機で1時間くらいの
ケロウナという街にある大学です。
大学の中はカナダでもあまり変わらないですね。
カフェテリアみたいな所にいるのですが、
大学生に戻った気分です。
なんで大学のキャンパスの中にいるかというと、
彼女が一般向けのカメラのコースを履修していて、
それに付いていったからです。
日本でも大学が一般向けに講座を行うことが
増えてきたと感じますが、、、
(リカレント教育、というらしいです)
欧米ではやはり一般的なんですね。
僕は受講している訳ではないので
教室の外で待っているのですが・・・
「旅行に行くのが好きだし、
カメラを趣味にするのも楽しそうだな〜」
と思って、日本でやってる初心者向けの
写真の講座をネットで見てみました。
そしたら、とあるカメラの講座の主催者の方の
プロフィールが目に止まりました。
そのプロフィールは、読んだ後に不思議と
「写真を習うなら、こういう人に習いたいな」
と思うようになっていたのです。
どんなプロフィール?
そのプロフィールは、具体的にはこれです。
自由に表現する楽しさを、写真を通して伝えたい(外部リンク)
特に、ページの半分くらいまでが参考になりますね。
できれば、自分がこれから写真を趣味として始めたい人だとイメージして見てみて下さい。
実際に見てみると、この記事で伝えたいことがより伝わるはずです。
・・・どうでしょうか?
見てみましたか?
なぜ良いプロフィールなのか?
このプロフィールの良い所は、
・経歴をただの羅列ではなくストーリーを使って説明している
・なぜ写真家になろうと思ったのかをストーリーを使って説明している
・自分が写真家として大切にしていることをストーリーを使って説明している
・"自分の価値観を押し付けるのではなく、写真を撮ることを楽しんで欲しいと思っている”
ということが自然に伝わるようになっている
・どんなお客さんがどんな風に喜んでくれているのか?が明確にわかる形になっている
という所だと思います。
インタビュー形式だから自然に引き出せているというのもありますが、、、
自分で作るにしても構成を参考にすることはできそうです。
ストーリーを効果的に使う
特に重要なポイントとしては、まず実際のストーリーを使って説明をしているということですね。
実際のエピソードを交えて、自分がどんなことを思ってどんな行動をしたかを説明すると
“人間味"
が伝わります。
そして、これは親近感になるのです。
親近感を感じると、人は相談をしたくなります。
次に、
「自分はこういう人ではない」
ということを、間接的に伝えることができています。
「写真を撮っても、先生が好きな写真しかOKと言わないし、こうやれとか、これはダメとか、私は自分の撮りたいものを撮りたいだけなのに…」と。好きだった写真が、楽しくなくなってしまっていたんです。
先生の価値観を押し付けるなんて、本質的じゃないですよね。
ここが該当部分なのですが、
「自分の価値観を押し付けません」
と自分で伝えるのではなくて、エピソードを使って間接的に示したほうが信憑性が増します。
FPの場合、この部分は例えば保険や住宅ローン、資産運用などの分野でのアドバイスが利益相反になっていることに気付いたり、違和感を感じているというエピソードが使えますよね。
そういった話を入れていくことで、自分の信念をスムーズに受け入れてもらえやすくなります。
実績がなくても使えるテクニック
そしてもう1つ、注目して欲しいポイントがあります。
これは、
『実績がない場合でも、”この人に相談したい!”と思ってもらえる』
という効果があるテクニックです。
それは何かと言うと、僕は個人的に
『拡大鏡を使う』
と呼んでいるものです。
それは何かと言うと、
『実績が少ない場合、特に喜んでくれた顧客1人(もしくは数人)に焦点を当てる』
というテクニックです。
参考ページでは、感動して泣いてくれた1人のお客さんの話をしています。
ここで登場しているお客さんはたった1人だけれども、
『何をしてどんな風に喜んでくれたのか』
を詳しく描写することによって、その人の持っている価値が十分伝わるんですよね。
実績がなくても悩む必要はない
実績がない場合でも、1人の人に喜んでもらったことは書くことができますよね。
それができれば、例え実績がなくても
「この人に相談したい!」
と思ってもらうことができます。
例え100件を超える相談実績がなくても、人間性や考え方に共感してくれれば人は相談したいと思うものです。
だから、
「他のFPの方を見ると何百件も相談をしていたりします。
自分はそんな実績がないからやっていけるのか自信がありません・・・」
なんて悩む必要はないのです。
魅力的なプロフィール
長くなりましたが、このプロフィール作りを参考にすれば、実績がない時からでも信頼を獲得することができます。
既に実績がある場合は、さらに多くの顧客を惹き付けることができますね。
ちなみに、今回の例に挙げたように誰かにインタビューをしてもらうという形式も応用可能ですよ。
コピーライター等、プロフィールを作ってくれる人に頼むというのも方法の1つですね。
ぜひこの情報を参考にして多くのお客さんを惹き付けて、一人でも多くのお客さんを幸せにしてあげて下さい。