前回に続き、FPネクスティアン
からの話題を1つ話しましょう。
このカンファレンスでは様々な
FPの方が登壇していたのですが、
そのセミナーを聞く中で、
『これは使える!』
というアイデアがあったので、
紹介をしたいと思います。
この話をしてくれたのは、
(株)円満プランニングの松本さん。
法人や組合を中心に活動を
行なう珍しい女性FPです。
『ザ・大阪』って感じの方で、
軽快な喋り口が楽しかったです。。
参加者の笑いが絶えない
にぎやかなセミナーでした。
なぜ人は来なくなる?
さて、この話をする前に、
1つあなたに質問です。
人が一度言ったお店に行かなく
なる"一番の理由”はなんでしょうか?
(これは、FP事務所も同じです)
・・・
・・・
・・・
どうでしょうか?
答えがわかりますか?
それでは正解を、
と言いたい所ですが、、、
もうちょっと引っ張って、
“一番ではない理由”をお話しましょう。
人がこなくなる理由
まずは、
『お店のことが嫌いになったから』
です。これも理由の1つですね。
ひどいサービスを受けたり、
約束を守らなかったり等して
嫌われたら2度と来てくれません。
別の理由として挙げられるのは、
『やむを得ない理由で
行けなくなってしまったから』
これもありますね。
引っ越しをして距離が遠くなったり、
ケガや病気などで行けなくなってしまう。
他には、
『もう行く必要がなくなったから』
というのもあります。
肩こりで悩んでいてマッサージに
行ってたけど、肩こりが治った
から行かなくなった。
こんな感じですね。
でも、これらの理由というのは、
お店に行かなくなる理由の
ほんの一部に過ぎません。
“一番の理由”は別にあるのです。
一番の理由は何か?
その“一番の理由”は何かと言うと、
『忘れてしまうから』
です。これが最大の理由なのです。
何も、嫌いになったりマイナスの
イメージが生まれたからではありません。
ただ忘れられているからという
だけで人は来なくなってしまうのです。
これはFP相談でも同じことが言えます。
一度相談をした人が繰り返し
相談をしてこないのは、、、
あなたが嫌いになったわけではありません。
ただ忘れてしまっているのです。
じゃあ、どうすればいいの?
では、一体この問題にはどう
立ち向かえばいいのでしょうか?
どうやったら、自分の存在を
忘れずに覚え続けてくれるのでしょうか?
その答えは、
『お客さんとの接触回数を増やすこと』
です。
お客さんと何らかの形で
接触する回数を増やすことで、
あなたの存在は忘れにくくなります。
そして、その為の方法として
非常に面白いアイデアだと思ったのが、
冒頭でお話したセミナー中の話です。
松本さんは、ある方法を使って
『お客さんに忘れられない仕組み』
を作っていました。
その方法とは、、、
『オリジナルの卓上カレンダーを配る』
という方法です。
http://cale-colle.net/order_course01.html
↑
こんな感じで卓上カレンダーの
下の部分に名前と電話番号を入れて、
それをお客さんや取引先に配るのです。
自然と意識に刷り込ませる
この方法を使うと、常に自分の
所の名前がお客さんの目に入ります。
カレンダーは絶対見ますからね。。
目に入れば、その度に思い
出してもらうことができます。
無意識でも、何となく目に
入れば記憶の中に刷り込まれます。
そして、電話番号を載せておけば、
『お金のことで困ったらまた
○○さんに電話すればいいんだ』
と思ってもらえ、何かあったら
すぐに電話をしてくれるようになります。
これは、すごい良い方法ですよね。
何人にも配ったら、確実に
リピート相談の数は増えるはずです。
リピートを増やすだけでなく・・・
しかも、この方法はリピート相談を
増やすだけではありません。
場合によっては、
紹介に繋がることもあります。
なぜなら、カレンダーの文字が
頭に刷り込まれていると、
他の人がお金の悩みを持っている時に、
『こんな人がいるんだよ』
とFPのことを紹介する
可能性が高まるからです。
何もしなくても、勝手にお客さんが
営業してくれる可能性が高まるのです。
オリジナルの卓上カレンダーを
作るには数万円は必要ですが、、、
それで紹介やリピートが増えれば
費用対効果は十分ですよね。
ただ、この方法には欠点があります。。
それは、カレンダーを配るタイミング
が年末くらいしかないことです。
まあ、それでも取り組む価値は
十分にあると思うので、来年に
備えてみてもいいかもしれないですね。
いずれにせよ、お客さんに
『忘れられない』
為にできることは積極的にやるべきです。
それが、ビジネスに安定をもたらします。