FPとして独立したい!
でも、、、
・いきなり独立するのはハードルが高い。。。
・なかなか最初の一歩が踏み出せない。。。
そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたには、
「まずはFP事務所で働く」
という選択肢があります。
今日は、FP事務所で働くことに関心があるあなたに、
「FP事務所で働くための3つのポイント」
をお伝えしますね。
採用を検討しているFP事務所へのインタビューに基づいた内容です。
保険や不動産販売の仕事はあるけれど
私が独立した頃(約6年半前)は、
「FP事務所で働く」
という選択肢はほとんどありませんでした。
インターネットで探してみても、FPの人に聞いてみても、見つかるのは保険や不動産販売の仕事ばかり。
決して、
「多くの人がイメージしているようなFP事務所」
の求人を見つけることはできませんでした。
ところが、最近、少しずつ状況が変わってきました。
事業が軌道にのり、
「採用や業務委託を考えている」
というFP事務所が増えてきたのです。
FP事務所で働くための3つのポイント
これは、FP資格を活かして仕事にしたい人にとっては、大きなチャンスですよね。
是非、このチャンスをうまく活かしてほしいと思っています。
では、どうすれば、FP事務所で働くことができるのでしょうか?
先日、私は、10人のFP事務所の代表の方に、採用に関するインタビューをしました。
その結果をふまえて、お伝えします。
ポイントは大きく3つあります。
1つ目のポイント
1つ目のポイントは、
「FP事務所によって、求めている人物像は大きく異なること」
を理解した上で、行動をすることです。
インタビューの結果、FP事務所によって、求めている人物像が全然違うことがわかりました。
具体的には、こんな違いがあります。
例えば、
・「FP実務の経験が必要」と考えている事務所もあれば、「実務経験はなくてもよい」という事務所もある。
・「パソコンスキルの高い人」を求めているケースもあれば、「会計や総務人事の経験者」を求めているケースもある。
・FP資格よりも、宅建の資格を取っておいてほしいという事務所もある。
などです。
・FP事務所の規模
・FP事務所がその時点での抱えている課題
・その事務所が得意な分野(不動産、保険、資産運用、相続など)
などによって、求めている人材が全然違うのです。
2つ目のポイント
2つ目のポイントは、1つ目と逆に、
「各FP事務所で、共通して求めている知識・経験・スキルもあること」
を理解することです。
そして、それを知った上で、行動をすることです。
あくまでも、今回インタビューした10の事務所に共通している点にはなりますが、
それは、以下の3つです。
・FP1級やCFPは採用段階では必須ではないこと(2級・AFPはあったほうがよい)
・仕事への姿勢(自発的に動く意識、責任感など)が非常に重要であること
・社会人基礎力(コミュニケーション能力、メール・電話応対力など)も非常に重要であること
ついつい、
「1級やCFPを持っていないと採用してくれないのではないか?資格が最も重要なのでは?」
と考えてしまいがちですが、そうではないようですね。
こういった生の情報を知っておくのと知らないのとでは、取るべき行動が大きく変わるのではないでしょうか。
3つ目のポイント
3つ目のポイントは、
「FP事務所の代表や経営者と直接話をすること」
です。
なぜなら、インターネット上に出ていない求人もたくさんあるからです。
たしかに、採用を考えているFP事務所は増えてきました。
ただ、現時点では、
・採用は考えているけど、求人を出すほどではない
・いい人がいれば採用も考えたい
・雇用ではなく、まずは業務委託の形でお願いしたい
という事務所がたくさんあります。
そのため、インターネット上に求人という形では出ていないケースがたくさんあるのです。
そういった情報を得るには、FP事務所の代表や経営者との接点を作るのが一番だと思います。
私のおススメの方法としては、
「FP向けのセミナーやイベントに参加して交流する」
です。
そうすれば、セミナーでFP事務所経営に役立つノウハウを学べるとともに、気軽に色んなFP事務所の人と関わりを持つことができますので。
もちろん、ホームページなどに採用に関する募集情報がある場合には、そちらから問合せをして、直接話を聞くのもありだと思います。
まとめ
今日は、いつもとは少し違う視点、
「FP事務所で働く」
という観点でお話をしました。
内容を読んでみて、意外に感じた点もあるかもしれませんね。
少なくとも私は、
「インタビューをしてみて、初めてわかったこと」
がたくさんありました。
少しでも今後のあなたにとって、役に立つ内容になれば幸いです。