ビビりの私の他力本願集客法

昆知宏

4月8日久しぶりに一般顧客向けの
セミナーをしました。

このメルマガでも何度も
言っているのですが、
私はセミナーが苦手なんです。

大きな会場のセミナーだったので
立派な控室も用意があったのですが

講演が始まるこの30分の間、
控室の中でセミナーの苦手意識は
どこから来るかをずっと考えていました。

(これから本番だってのに^^;)

そして結論として、

人前で話すのが嫌なのではなく、
集客するのがおっくうだという
ことに気づきました。

というか、

お客さんが来なかったらどうしよう
という恐怖が私を止めている理由でした。

1組や2組しかいなかったら、
なんか情けないな・・・

あーとにかく怖い・・・

控室で恐怖に怯えていたのですが

5分前に会場入りしてみると・・・

なんとほぼ満員御礼。
参加者ですべての席が埋まっていました。

私は集客から逃げた

集客の恐怖を私は克服できませんでした。

自分で集客するのが怖いので、
最近は他力本願で集客をしています。

具体的に言うと、

広告代理店やイベンターに企画を
出してもらって、

見積を出してもらい、
お金を払ってイベントを企画してもらい
集客まで行ってもらうという方法を
取りました。

自分で企画して自分で集客して、
誰も来なかったら怖いからです。

例えば、

自分で全部企画して、
自分で全部広告宣伝して、
広告運営費30万円を使うか、

それとも丸投げして30万円
使うかの議論で行くと、

私なりに後者の方が確実という
結論に至ったからです。

広告費をミニマムで考えない

FPの方とお話してよく思うのは
みんな広告費が少なすぎるのでは
ないかと思うことです。

全部自分ですれば5万円くらいの
広告費でうまくすれば5組程度
集客することもできるかも
しれません。

しかしそれは単発的なものであり、
繰り返していくと効果が薄れていきます。

その努力を継続するのと、
集客が薄れてくる恐怖と戦うなら、

私は30万円だしてでも、
大きな花火を打ち上げていくような
戦略をずっと取ってきました。

ひとつのセミナーの広告費で
30万円!?

とよく驚かれますが、

バンバン広告宣伝され、
映像や音響もプロが入り、
司会進行もあり、

備品も完璧にセットされ
お客さんも集めてくれる。

私のように凡人でも本当に先生に
見えてしまうマジックがそこにあります。

セミナーに来ていただける方
だけではなく、

セミナーに直接来場しなくても、
知名度が上がり直接問い合わせが
くるという効果もあります。

おそらく私のようなスタイルは
少数派だと思うのですが、

レバレッジを多く効かせると、
それに見合うリターンも当然
あがります。

特に私はこれを独立当初の方に
ぜひやってほしいと思っています。

他力集客のメリット

自主セミナーだと、
セミナーの運営・集客の責任者は
もちろん自分自身。

しかし、セミナーは自主企画でも
運営を他社に委任すると、

責任者は私ではなく、
相手方に移管します。

これは私にとってメリットで、
セミナーの責任を取ってくる人が
かわりに出てくることを意味します。

つまり集客できなかったときの
恐怖を私ではない方へ移管する
ことができるため、

少しでも集客数を増やそうと
あの手この手で私の代わりに
努力してくれます。

もちろん私は私で集客をしますが
(実際は今回何もしませんでしたが)

自分以上の責任をもって集客
してくれる存在がいてくれることは
すごいことだと思います。

結果的にセミナーは大成功。
感謝の言葉しかありません。

広告費をできるだけかけたくない
と思っている方は、

その考え方は実はとても
もったいないことかもしれません。

日々はこつこつブログで情報発信。
これは広告費0円。

仕掛ける時はセミナーで、
ドカンと大きな花火を打ち上げる。

これが私の戦略なのですが、
いまのところ上手くいっており
今後も変えるつもりはありません。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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