先日にキャンプに行った時なのですが、ブヨにさされてしまいました。
ブヨというのはちっちゃいハエみたいな虫で、綺麗な川の周りなどに生息しています。
蚊とは違って、皮膚の表面をかじって出た血を吸うみたいですね。
そして、、、
かまれてしまうと、結構苦しむことになります。
1日くらいで腫れが出てきて、その周辺が痒くなります。
それだけなら良かったのですが、噛まれた足首の周りが別人のように腫れ上がってしまいました。。
しまいには、大きな水膨れができて靴が履けない状態に・・・。
人によっては、歩けなくなったりして入院する人もいるみたいですね。
僕はそこまではいかなかったですが、ブヨの恐ろしさを身を以て知ることになりました。
行動を変える決意
幸いにして、ブヨにかまれてから1週間くらいで元の状態に戻ったのですが、、、
もう同じ事態にはなりたくないですね。
これからは、ブヨがいそうな所に近づく時はしっかりと虫除けスプレーを使ったり、長ズボンを履くように気を付けたいと思います。
行動を変えないといけないな、と強く感じました。
予防ができるのがベストだが・・・
それにしても、一番理想的なのは先に予防をすることですよね。
一緒にいた妻は虫に刺されないように長ズボンを履いていました。
とても賢いと思います。
しかし、普通の人間はそんなに賢くありません。
起こりうる問題を予め察知して予防策を張るよりも・・・
実際に問題が起こってから対処をする方が圧倒的に多いですよね。
予防策は検索されない
この事実は、マーケティング活動を行う時にも頭に入れなくてはいけません。
特に、インターネットでの集客を行う時は強く意識する必要があります。
『何かの問題を未然に防ぐ予防策』
というのは、ネットで検索されることはほとんどないからです。
例えば、代表的な例でいうと相続対策ですね。
相続の問題というのは、多くの人が潜在的に抱えている問題です。
しかし、その潜在的な問題に対して、本気で調べて未然に防ごうと行動する人はほとんどいませんよね。
僕がブヨにかまれてやっとその問題に意識が向いたように、問題が起こってからやっと行動を起こす人が大多数です。
情報が届かない
ということで、『相続問題を未然に防ぎましょう!』というメッセージというのはネット上では届きません。
問題が起こらない限り行動を起こさないので、検索されもされないからです。
情報としては非常に有益なものであっても、それが必要としている人に届かなければ意味がありませんよね。
となってくると、潜在的な問題を解決するサービスを提供する場合は、別のアプローチが必要になってきます。
これは相続対策に関わらず、同じ特徴を持つサービス全般に言うことができます。
有効なアプローチは?
では、どのようなアプローチをすればいいのか?という話ですが・・・
まず考えられるのは、
『既に失敗した人に焦点を当てる』
というアプローチです。
インターネットで人が検索する時というのは、「今起こっている問題を解決したい時」です。
であれば、その問題が起こったその瞬間に何を検索するのかを考え、情報の発信を行っていくのです。
例えば、住宅ローンに落ちた時。離婚をした時。相続が起こった時。などです。
これが1つの方法ですね。ネットを使う場合はこの方法が使えないかを考えるのがおすすめです。
ただ、既に問題が起こってしまっている場合は、サービスの対象にならないということもありますよね。
その時は、次の方法を検討していく必要があります。
リアルで会うアプローチ
その方法は何かというと、『リアルで会って問題を掘り起こす』という方法です。
インターネットの場合、問題が起こらない限り検索もされないのでなかなかやりようがありません。
(ただ、少数ですが感度が高い人もいるのでその人たちに向けて情報発信を行うのはありだと思います)
であれば、実際に会って話をする。
そこで潜在的な問題について詳しく話をして、「この問題は今解決しないとマズい!」と思ってもらう。
1対1で話すのでも良いですし、セミナーという場を使うのもありです。
生命保険の営業というのは、これと同じことをやっていますよね。
もし自分が死んだ時に起こる問題を伝えて、その対処法として保険の加入を勧めています。
ネットで情報を発信するよりも、実際に話した方が問題の掘り起こしにははるかに有効です。
ネットでは頑張っても集客できない
このように、インターネットで集客をする場合は、
『潜在的な問題を解決するタイプのサービス』
は向いていないということをぜひ覚えておいてください。
このことを知らないと、間違った方法を使ってしまい成果が出ないという可能性があります。
潜在的な問題を先回りして解決することには非常に価値がありますが・・・
ほとんどの人は、そういった情報を自分から探している訳ではありません。
なので、こちらから情報を伝えて教育をしていったり、情報を伝えるタイミングを考える必要があるのです。
これは、マーケティングの原則の1つでもあるので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。