東京から茨城のつくばに引越しをしたので、
シェアオフィスを借りることにしました。
僕の仕事のスタイルとしては、
・1つの仕事場にずっといない
・スタバなどのカフェやシェアオフィスを気分に合わせて転々とする
・たまに家で仕事をする(あまり集中できないので極力やらない)
という感じです。
カフェだけを転々としてもいいのですが、
そうするとZoomでの打ち合わせができないので、
シェアオフィスがあると便利です。
そこで、引越し先でもシェアオフィスを探すことにしました。
駅の近くに便利そうな場所があったので、見学の予約を取ってみます。
そして、予約の当日にそのシェアオフィスに行ってみたのですが・・・
待っていたのは、思ったより違う展開でした。
説明が一切ない
予約の時間にシェアオフィスに入って、見学の旨を伝えると担当の人が来てくれました。
僕は東京で今まで5つくらいシェアオフィスを使ってきたので、
「最初は施設の案内とか使い方とか教えてくれるんだろうな〜」
と受け身の姿勢で構えていたのですが・・・
担当の人からの第一声は、
「え〜と、・・・何か質問とかありますか?」
というものでした。
「えっ、それだけ!?案内してくれるんじゃないの!?」
と心の中で突っ込みまくったのですが・・・
どうやら、こちらから聞くスタイルのようです。
自分から情報を取るしかない状況
まあ、シェアオフィス自体が安くて、カジュアルな雰囲気だったのもあるのでしょう。
しかし、こういう流れを予想していなかったので、自分で色々聞きました。
・飲み物は自由に飲んでいいのか?
・会議室の使い方はどうすればいいか?
・電話や会議をしてもいいのか?
・入退館はどうすればいいのか?
・コピー機は使えるのか?
とかとか、こういうことです。
これまで何度もシェアオフィスを使っていたので、何を把握すればいいのかはわかっていましたが・・・
この対応は、あまり親切ではないですよね。。
あなたも同じことをやっているかもしれません
結局、自分が求めていた要件は満たしていたので契約をしましたが・・・
最初の案内は、ある程度用意してまとめておくべきだな〜、と感じました。
もしあなたが同じ経験をしたら、同じような感想をきっと持つでしょう。
何かしらのサービスを使い始めるなら、最初に一通りの説明は欲しいですよね。
ただ・・・
もしかしたら、あなたも自分のお客さんにこれと同じことをやってしまっているかもしれません。
FP相談でよく起こること
どういうことか、説明しましょう。
仮に、あなたが資産運用の相談を行っているとします。
そして、この相談サービスについてホームページで、
『資産運用のことで困っていたら、お気軽に相談をしてください』
と書いていたとしましょう。
書く側としては、
「なんでも聞いてくれたら答えるから、ぜひ相談に来て欲しい!」
という気持ちですよね。
でもこれって、興味のある人に対してこちらから説明をせずに、
「何か質問はありますか?」
と聞いているのと同じになってしまいます。
お客さんは何が相談できるかわからない
なぜかというと、お客さんは何が相談できるのかわからないからです。
相談はしたいけど、何が相談できるのかはよくわからない。
そんな状態でも、相談に来ようとは思います。
『興味はあるけど、何をしてくれるのかわからないな〜』
という所で止まってしまうのです。
こうなってしまっては、もったいないですよね。
では、一体何をすれば良いのでしょうか?
あなたがやるべきこと
それは、
『自分が提供できることを具体的に示す』
ということです。
資産運用の相談だったら、
・資産運用の具体的な始め方をわかりやすく説明します
・現状の資産運用の状況を見て分析をします
・お客様の状況に合わせたポートフォリオを作ります
・検討している資産運用の方法が自分に合っているのかを確認します
・NISAやiDeCoの活用方法を教えます
・どれくらいの金額を投資に回せばいいのかを明確にします
などなど、このようなことを示すことができますよね。
人は受け身で情報を取得する
人は基本的に受け身です。
自分から積極的に質問をして情報を取りにいくというよりは、
『向こうが全部わかりやすく説明してくれること』
の方が楽ですし、それを望んでいるものです。
そういった状態の人に、
「なんでも相談してくださいね!」
と言っても響きません。
もしあなたが、自分のサービス内容を具体的に説明できていないのなら・・・
集客のチャンスを逃しているということになります。
これができているかどうかで集客力は大きく変わるので、ぜひ確認をしてみてください。