タリーズコーヒーより
執筆者:中西雅司
何度もお伝えしていることですが、FPが独立開業して、集客できるようにするために最も大事なこと。
それは、
「怪しさを消すこと」
です。
残念ながら、、、FPという職業は、資格を持っていることだけでは、怪しさは消えません。
FP1級であっても、CFPであってもです。
実際は真っ当なことをやっていても、顧客からみると、怪しいと思われてしまっています。
弁護士や大企業とは違う
例えば、弁護士さんなら。
資格を持っているだけでも、ほぼほぼ、怪しさは消えてしまいます。
なぜなら、社会的に認知されている仕事ですし、法令違反をした場合の罰則ルールなども決まっているなど、品質を保つ仕組みがあるからです。
あるいは、有名な大きな企業に所属していれば。
その企業の看板・信用力があるので、それだけで、怪しさの大部分を消すことができます。
ですが、FPが独立開業すると、そうではありません。
FPという仕事自体も、あまり認知されていませんし、企業の看板もありませんよね。
信用される努力が必要
なので、独立して集客できるようにするためには、
「怪しく見られないようにするための様々な努力」
が必要です。
怪しくないのに、怪しいと見られるのはもったいない。
なので、ぜひ、
「怪しくみられず、信用される」
ための努力をしてください。
今日は、その方法を、思いつく限り羅列してみますので、自分ができそうなものから取り組んでみてください。
声を集める
1.顧客の声を集める
顧客の声がたくさんあれば、怪しさが軽減し、信用されやすくなります。
これは、誰でもできる方法だと思います。
ですが、、、業務に集中していると、疎かになりがちですよね。
なので、できる限り、顧客の声をもらうのを業務の中のルーティンにして、
「必ず、顧客に依頼をする流れ」
を作りましょう。
また、セミナーを開催した際にも、必ず顧客の声をいただくアンケートを用意しましょう。
2.口コミを書いてもらう(★をつけてもらう)
これも、顧客の声の1つにはなりますが、Googleであなたの事務所のページがある場合は、口コミを書いてもらうように依頼しましょう。
もし、口コミまで書いてもらえなくても、★をつけてもらうだけでもOKです。
3.知人やビジネスパートナー声を集める
FPとしての仕事を開始して間もない頃などは、顧客の声を集めるのも困難なケースもあると思います。
その場合は、知人、ビジネスパートナーや同業の方、前職の方などに、あなたの人間性や良いところなどについて、書いてもらうのも1つの方法です。
例えば、
「◯◯さんは、前職では、□□という仕事をされていて、一緒にやっていましたが、どんなときでも、最後まであきらめずに取り組んでくださっていました。」
といった内容です。
実績を積み上げる
4.お金を払って、有名な雑誌などに掲載する
「有名な雑誌に掲載されました」
などと、書いていたら、信用しやすくなりますよね。
広告代理店などを通じて、お金を払うと有名雑誌などに掲載することも可能です。
その目的は、「雑誌を見た人に問い合わせをしてもらうこと」ではありません。
そうではなく、ホームページなどに、「◯◯という雑誌に掲載されました」といった形で、実績として掲載することです。
これにより、信用力を高め、集客につなげていきます。
5.外部媒体で執筆して、実績として掲載する
これも、4と同様ですが、こちらはお金をかけずにできます。
ただ、こちらは、依頼がなければできないので、執筆の仕事を探す必要がありますよね。
同業のFPの方との関わりを増やすと、良いと思います。
6.有名企業などの講演やセミナーをし、実績として掲載する
こちらも、5と同様で、同業のFPの方との関わりを増やすと、依頼をいただきやすくなります。
自分を表現する
7.プロフィールをしっかりと書く
独立前にもFPとして相談している経験があるのであれば、相談件数などを書きましょう。
また、仮に、FPとしての実績がなかったとしても大丈夫。
その場合には、だいぶ前に石塚さんが書かれている以下の記事を参考にしながら、プロフィールをしっかり書きましょう。
実績がない場合には、これはかなり有効です。
心を動かすプロフィールの書き方
https://fprise.com/profile_writing_myth/
プロフィールに共感されると、実績がなくても、信用してもらえます。
8.SNSやブログで発信を続ける
信用には、
「接触頻度」
というのは、とても大切。
ザイオンス効果と呼ばれるものです。
繰り返し接触を続けることで、信用力が高まっていくという考え方です。
なので、発信を続けるということはとても大きな意味を持ちます。
9.セミナーを開催する
セミナーができる人は、自主開催のセミナーも選択肢です。
セミナーというのは、講師と生徒という関係性になるため、お客様に対して先生というポジションを作ることができます。
なので、信用力も高まりますし、その後のサービス提供もしやすくなります。
できそうなことから始める
いかがでしたでしょうか。
これ以外にも、まだありそうですが、特に重要なポイントは書き切れたと思います。
参考になれば嬉しいです。
あなたができそうなことから始めてみてください。