誰でも簡単にできる集客力向上策

最寄り駅のカフェより
執筆者:中西雅司
  

類似性の法則。

これは、FPが集客力・成約率を高めるための、とても重要な法則の1つです。

類似性の法則というのは、

「自分と共通点が多い人に対して、親近感を抱きやすい」

というものです。

例えば、出身地が同じだったり、通っていた学校が同じだったりすると、親近感を持ちますよね。

なので、あなたのこういった情報を公開することによって、あなたに対して、親近感を持ってくれる人を増やすことができます。

結果、集客力の向上や、成約率の向上、面談のやりやすさなどに繋がります。

ここから、もう少し詳しくお伝えします。

FP相談のハードルは高いけど、

いつもお伝えしている話かもしれませんが、FP相談というのは、お客様からすると、とてもハードルが高いものです。

なぜなら、FPという職業はまだあまり知られていませんし、しかも有料で、専門家に相談することも慣れていない人が多いからです。

なので、仮に、あなたの存在を知ったとしても、あるいは、ホームページまで来たとしても。

その後、相談する一歩を踏み出すことができずに去っていく人は、山のようにいます。

ですが、類似性の法則を上手に使うことで、

「相談してみよう」

と考える人を増やすことができます。

親近感を持ってくださっているので、面談もやりやすく、成約率も高まります。

具体的な内容と方法

具体的には、あなたのプロフィール欄(ホームページ、SNS、チラシなど)に、

・出身地
・出身学校
・趣味
・特技
・前職
・アルバイト経験

などを書いておきます。

実際、半年ほど前ですが、あるFPの方が、

「九州の地元の小学校・中学校が同じお客様が来て、意気投合した」

といった話をされていたこともありました。

もちろん、書けることだけで大丈夫ですが、簡単にできることなので、ぜひやってみてください。

また、すでに書いている人も、「他に書けることがないか」「最新の情報にアップデートできないか」なども考えてみてください。

生まれ年や年齢を書くべきかどうか

ちなみに、生まれ年や年齢を書くべきかどうかという点は、迷うことの1つかと思います。

書きたくないという人も多いと思いますし、書きたくない場合は、それで大丈夫かと思います。

ただ、実際、色んなFPの方の話を聞いていると、

「自分と同じくらいの年代の方からの相談が多い」

とおっしゃっている方は、かなり多いです。

つまり、お客様は、これも類似性の法則の1つとして、

「年齢が近い人のほうが、相談しやすい」

という傾向もあります。

なので、年齢、生まれ年などについても、可能な範囲で、書くことも検討してみてください。

趣味の記載時の注意点

それと、もう1つお伝えしておきたいのが、

「たいした趣味ではないことは、書かないほうが良い」

ということ。

こういったプロフィールの情報は、会話のきっかけになることも多いです。

なので、その際に話が合わないと、逆効果になることもありますので、その点は気をつけておいてくださいね。

今日はこれくらいにしておきます。

あなたの活躍をこれからも応援しています。

P.S.

私は、昔からキン肉マンが好きなのですが、

今月から、キン肉マンの新しいシリーズが
始まっているので、とても楽しみです。

特に、7人の悪魔超人編が好きです。

子どもの頃は、キン消しを集めていました。

きっと、キン肉マン好きのあなたは、
親近感を持ってくれたはずです笑

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

関連記事