業務で忙殺されないために

中西雅司

おはようございます。

先日、久々に都心に出ました。

そして、久々に、

「ゆりかもめ」

に乗りました。

東京の豊洲と新橋の間を走っている電車で、

この電車に乗ると、

・フジテレビのあるお台場

・豊洲市場

・東京ビッグサイト(よく展示会が行われている所)

などに行くことができる乗り物です。

さて、この、ゆりかもめ。

久々に乗って、とてもびっくりしたことがありました。

それは、、、

無人の電車のはずが

私は以前は、時々、ゆりかもめに乗っていました。

なので、

「この電車が無人(自動運転)であること」

は知っていました。

運転席がないことも知っていました。

ところが、私が乗ったその日。

普通の電車のように、「出発進行!」などの掛け声が聞こえてきたのです。

その声の方向を見てみると

不思議に思った私は、その声の方向を見てみました。

すると、やはり運転手さんがいます。

でも、運転手さんのスペースはありません。

そうではなくて、普段、お客様用の座席になっている最前方の席に、ハンドルやモニターが登場しているのです。

そして、その席に、運転手さんが座って運転をしていたのです。

私ははじめて、

「ゆりかもめは、自動ではなくて、手動の運転もできるんだ」

ということを知りました。

手動と自動を上手に使い分ける

FPの相談業務も、手動と自動を上手に使い分けられるといいですよね。

具体的には、

・手動=FPが直接行う

・自動=動画や自動配信メールなど

などです。

時間には24時間という限りがありますから、自動化できる所はそうしていきたいものです。

例えば、お客様相談などの個別性の高いものは自動化は難しいと思います。

でも、最初に行うサービス内容の説明は動画やメールなどに、置き換えることもできますよね。

相談の効率化になる。さらに、、、

また、相談においても、毎回同じことを教えたり聞いているのであれば、

その内容を動画にしてしまうことも可能です。

動画にすることができれば、毎回同じ話をせずに済みますし、

お客様に事前に動画をお送りして、視聴してもらえば、相談の効率化につなげることもできます。

内容次第では、その動画は、動画販売をすることができるかもしれません。

そうなれば、さらに可能性が広がりますよね。

手動で行う必要があるか?を疑う

こういったことを積み重ねていくと、事業の効率はアップしていきますし、

より多くのお客様に価値を提供することが可能になっていきます。

そうなれば、当然、売上も伸びていきます。

そのために、大事なこと。

それは、日頃から、

「この業務は本当に手動で行う必要があるのか?」

ということを考える習慣をつけておくこと。

時間には上限がありますから、少しずつでも効率化もしながら、事業を伸ばしていきましょう。

P.S.

ちなみに、なぜ、普段無人のゆりかもめで、人が運転していたのかですが、

これは推測ですが、様子を見ていると、

「運転の教習」

をしている感じでした。

運転手さんの他に、サポートをしている方もいたので。

普段、運転手さんがいる電車では練習ができないので、

こういった無人の電車で教習をしているのではないかと。

なかなか見られないものを、見ることができて、良かったです(^^)

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

関連記事