顧客の成果を飛躍的に高めるサポート手法

自宅オフィスより
執筆者:中西雅司

  

質問です。

あなたにとって、FP業務で、一番大変なことはなんですか?

・集客

・ヒアリング

・ライフプラン作成

・執筆

・セミナー講師

などなど、人それぞれ様々だと思います。

私は、もう8年ほどFP相談はやっていませんが、当時のことを思い返してみると、一番大変だったのは、

「相談に来られるお客様の進捗管理」

です。

具体的には、お客様の進捗を事細かに管理をしたり、対応が滞っている場合に連絡を入れたりということです。

FP相談そのものよりも、こういったことに時間や労力を取られてしまって、大変だった記憶があります。

当時は思いも寄らなかったことですが

当時は、これを解決する手段として、

「業務の定型化や業務効率化」

を、色々と試行錯誤していました。

もちろん、それも大事だとは思います。

ですが、それよりも大事なことがありました。

当時の私には、思いも寄らなかったことです。

それが、

「お客様が自発的に動いてくれるようになる環境を作る」

ということです。

自発的に動いてくれると良いこと

お客様が自発的に動いてくれるようになる。

そうなれば、こちらが事細かに進捗管理をしなくてもいいですよね。

何か、困ったらお客様から連絡してきてくれますから。

結果として、仕事量が圧倒的に減りますし、本来FPとして力を使うべきところに、集中することができますよね。

先日から、「継続率96%を実現している年会費制FPビジネス」のノウハウが案内されていますが、

早くからこの点に気づき、そして、それを160世帯のお客様を顧問契約という形でサポートされているFPの谷崎さんは、本当にすごいなと思う次第です。

独立当時からこの観点を学んでいたら、どれだけ楽だったか笑

少なくとも、もっと多くのお客様の力になれたと思いますし、もっと顧客の成果も飛躍的に高めることもできたと思います。

自発的に動いてもらうポイント

ちなみに、この、お客様が自発的に動いてくれるようにする最大のポイントは、

「あなたとお客様との関係性を、意識してコントロール」

すること。

谷崎さんの言葉を借りれば、

「コンサルタントではなく、トレーナー」

としてお客様をサポートしていくことです。

スポーツジムのトレーナーのようなイメージです。

コンサルタントという立場だと依存しやすいからだそうです。

谷崎さんの例え話だと、

「ランニングマシンの横にいて、速度調整だけやる人」

のような感じで動いていますとおっしゃっていたのが、個人的にはとてもイメージしやすかったです。

自発的にトレーニングをするお客様を、時々様子を見て、軌道修正だけやってあげる感じですね。

他にもこんな良いこともある

私自身も昔そうだったのですが、色んなFPの方とお話していると、

「お金がある人よりも、ない人のほうをサポートしたい。困っている人をサポートしたいから」

という声をよく聞きます。

一方で、お金がない人は、有料のフィーを払える金額が少ないため、ビジネスとして成立しにくいという面がありますよね。

ですが、自発的に動いてくれるお客様になると、この点も解決します。

なぜなら、お客様が自発的に動いてくれるようになれば、FPがアドバイスしにくいジャンルである

「仕事の収入を増やす」

ということも実現できるからです。

お客様が自発的になり、努力して収入を増やすための努力をしてくれるようになります。

なので、お金があまりない人のサポートをしたいというあなたにも、

「お客様が自発的に動いてくれる仕組み」

を作っていってほしいと思います。

今まで以上に仕事が楽しくなるはず

自発的に動いてもらう仕組みを作ることの大切さ。

そして、あなたにもそれが実現できるということが、少しでも伝わりましたでしょうか?

ぜひ、あなたのビジネスに取り入れてみてくださいね。きっと、今まで以上に仕事が楽しくなるはずです。

これからも、あなたの活躍を心から応援しています。

P.S.

谷崎さんのノウハウを学ぶ方法は、こちらのページから見ることができます。
https://fprise.com/k-tanizaki/

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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