「情報発信」はFP集客において
重要なキーワードです。
いざFP事務所を開業しても、
何もしていなければ誰にも認知されません。
認知されることがなければ、
選ばれる事もありません。
なので、、、
「信頼できる専門家がここにいるよ」
「あなたの問題を解決することができるよ」
ということを知ってもらう為に、
自分から発信していかなければいけませんよね。
その為の方法として有効なのは、
「役に立つ情報」を発信ことです。
役に立つ情報を発信することができれば、
「この人はこの分野の専門家なんだ」
「この人の話なら聞いてみたいな」
「この人なら、自分の問題を解決してくれるかもしれない」
と思ってくれる人を増やす事ができます。
今回は、この「情報発信」の効率を高め、
得られる効果を簡単に2倍、3倍にする方法をお伝えします。
これができれば、あなたの及ぼす影響力は
さらに大きなものになるはずです。
情報発信手段の多様化
情報発信の方法は、インターネットが普及した
現代では色々な選択肢があります。
・ホームページに載せる
・ブログに書く
・インターネットコラムに寄稿する
・フェイスブックに載せる
・ツイッターでつぶやく
・雑誌に掲載される
・本を出版する
ざっと考えてみても、
これくらいはありますよね。
もっと考えれば、もっともっと
種類は出てくると思います。
つまり、情報を発信する手段は多様化しているのです。
手段は別でも本質は同じ
しかし、手段がいくらたくさんあるからといって、
全部まったく違う異次元のものではないですよね。
発信する媒体が違うだけで、
本質はどれも変わりません。
では、その本質とは何でしょうか?
・・・
それは、”情報”を伝えているということです。
例え媒体や伝える手段が変わったとしても、
伝えているのはあくまで”情報”です。
家計を節約する方法や、
資産運用の賢いやり方など、、、
こういった知識やハウツーが本質であり、
それを伝える手段が変わってもあまり影響はありません。
媒体が違うと与える印象は違いますが、、、
(例えば、同じ内容をブログ記事で読むのと
本で読むのとでは信憑性が大きく違います)
同じ”情報”を伝えていることに変わりはありません。
見落としているポイント
この"情報"を伝えているということは、
何となくはわかっていると思いますが、、、
ほとんどの人が見落としている”ある特性”があります。
それは何かというと、、、
「情報は複製して使うことができる」ということです。
ほとんどの人はこのポイントを見落としています。
扱っているものは同じ情報なので、
別にどの手段でも伝える事ができますよね。
そして、複製をするのはとても簡単です。
テキストだったら、コピペをすればいいだけです。
それだけで、情報をもっともっと多くの人に
伝えることができるようになります。
シングルソース・マルチユース
1つの情報源を、いくつもの手段を使って発信する。
この考え方のことを、
「シングルソース・マルチユース」といいます。
シングルソースは”1つの情報源”。
マルチユースは”複数の使い方”という意味です。
つまり、1つの情報源を1つの用途だけではなく、
複数の用途で使う事を考えましょう。ということです。
例えば、メルマガで配信した記事を
ブログにもアップし、さらにフェイスブックにもアップする。
こうすれば、1つの情報源を
3つの手段で使うことができますね。
そして、1つの手段で発信するよりも
3倍の人に情報を発信することができます。
また、こういった使い方もできます。
・雑誌記事に書いた内容の一部をブログにアップする
・本の内容の一部をメルマガで配信する
こうすることで、ネット以外で作ったものを
ネットの世界で再利用することもできます。
また、こんな使い方も出来るでしょう。
・ホームページの記事をセミナーのコンテンツにする
・ブログ記事を集めて本を作る
このようにすれば、新しく何かを生み出す為の
時間をかなり節約できますね。
本を書くにしても、わざわざ1から作らずに
持っているものを活用できるはずです。
ネットの場合は重複に注意
ただし、ネットでこれをやる場合は注意することがあります。
それは、「内容が重複しないようにする」ことです。
これをやってしまうと、グーグルから
「コイツ、どこかの記事をパクって使ってるな」
と思われて、検索結果の上位に自分のページが
上がらなくなってしまう場合があります。
フェイスブックは独立しているので問題ないです。
また、メルマガ配信もウェブ上には残らないので大丈夫です。
ブログ記事とホームページの記事の
内容が一緒だと危ないですね。
ここだけ気を付けましょう。
効率も効果も倍増させる
是非、この「シングルソース・マルチユース」
の考え方を取り入れて、情報発信の方法を考えてみて下さい。
上手く活用できれば、同じ労力でも
2倍3倍の効果をもたらしてくれるようになります。
例えば、雑誌の記事を書く場合、
「今は雑誌の記事を作ってるんだ」
という意識ではなく、
「1つの情報を生み出しているんだ」
という風に考えてみて下さい。
きっと、その情報源の新たな使い道が
頭に思い浮かぶはずです。
情報の扱い方が変われば・・・
今まで何時間もかかっていた仕事を、
ほんの数分で終わらせられるかもしれません。
今まであなたの存在に気付かなかった人が、
あなたのことを知ってくれるかもしれません。
ぜひ上手く取り入れてみて下さい。