今日は集客についての
頭のトレーニングです。
あなたは・・・
これから子ども向けの教室を
開業しようと思っている
スポーツトレーナーの先生から
集客について相談を受けました。
先生は履歴書のような固い形式の
プロフィールをまとめたものと、
iPadに実際の教室の風景の
動画を見せながらどうやら、
幼稚園を回って営業するそうです。
最初の1つは地元のつながりで
開拓してきたとのことです。
これだけでは食べていけないので、
別な幼稚園にも自らのプログラムを
組み込んでもらって、
収益を上げたいと考えています。
その料金は、決めていません。
先方との相談でなんとなく決める
つもりとのことです。
さて、これで仕事が取れるでしょうか?
少し考えてみてください。
あなたならどんなアドバイスをしますか?
最大の失敗
結論から言うと、
先生が現在考えていたアイディアは
ダメダメです。
それは自らのサービスについてただの
説明になってしまっているという点です。
どこの誰かも良く分からない人が、
興味を惹かれない状態で、
実際の動画を見てもピンとこないし、
料金もなければ決めようもありません。
これではなかなか集客することは
難しいでしょう。
では、どうしたらいいのでしょうか?
いま”ない”ものに注目しても、
話は進みません。
そこでいま”ある”ものにどうやって
フォーカスしていくかを考えます。
あなたも持っている財産
それは既にしている実績に他なりません。
1つであれこの先生は、
既に幼稚園で教室を運営しています。
ここのアピールをもってすれば、
新規開拓での反応率が劇的に
改善されるのは容易に想像が
できることなのです。
具体的にいうと、
・今運動教室を行っている幼稚園の
園長先生からの推薦の声
・保護者からの推薦の声
・よくある質問への答え
※例えば子どもが危なくないのか?
と気になる保護者が多いので
答えを用意しておく。
これら3つをA4で1枚の
チラシにまとめることを私は
提案しました。
どうでしょうか?
間違いなく効果が出てくると思いませんか?
1つの実績しかなくても、
アピールできる財産は実は
既にたくさんあるのです。
というわけで私も拝借
この手の話は誰かにアドバイスすると
いい答えが思うつくのですが、
自分の仕事となるとなぜか
思いつかなくなってしまいます。
しかし行動に移せば効果は期待できます。
そこで私はコンサルティング契約が
終了したお客さんへの、
取材をすることにしました。
実際にサービスを受けた人の声を
きちんとした形でまとめる作業です。
プロのライター兼、カメラマンさんに
お願いして早速WEBと紙ベースの
配布記事を作ることにしました。
その値段は、5万円です。
しかし、これに勝る費用対効果を
生み出す資料はないでしょう。
それくらい強い力を持つのが、
実際の利用者の声です。
あなたもぜひ行動を。