最高の記事コンテンツの作り方

石塚駿平

この前、コンテンツライティングの
セミナーに行ってきました。

半日で10万円くらいだったので、
そこそこ高額な部類かと思います。

ウェブの業界では、

「これからはコンテンツの時代だ!」

ということがよく言われています。

小手先のテクニックではなく、
本当に役に立つコンテンツが
検索順位の上に来る。

そして、そういった内容を
作り出すスキルがあれば

「この人は専門的なスキルを
持っている信頼できる人だ!」

という信頼性を確立することができ、
集客にも繋がる、ということですね。

これは、FP業界にもそのまま当てはまる
事実であることは間違いありません。

でも、、、

「文章書くのって、苦手・・・」

あなたは、そう思っていたりしませんか?

文章を書くのがツラい・・・

文章を書くというのは、
なかなか難しいですよね。

何をどう書けばいいのかわからないし、
そもそも書き出しをどうすれば
いいのかもわからない。

そうこうして悩んでいるうちに、
1時間も時間が経ってしまい
時計を見て自己嫌悪に陥る・・・

これは結構”あるある"だったりします。

実際に、

「ホームページにお役立ち情報を載せたい
けど、どう書けばいいのかわからない」

「ブログやメルマガを書きたいけど、
文章が書けないから躊躇してしまう」

という悩みは、かなり多くFPの方から耳にします。

そこで今回は・・・

「最高の記事コンテンツの作り方」

をお伝えしていきたいと思います。

これがわかれば、本当に質の高い
記事コンテンツを作ることが
できるようになるはずです。

ホームページの中のページを作る時にも、
雑誌の記事やコラムにも役に立ちますよ。

ステップ1:誰に書くかを決める

最初から手を動かして文章を
書くことを考えてはいけません。

文章を書く時にまず最初にやることは

「誰に書くかを決めること」

です。

マーケティングで言う所のペルソナですね。

これは、自分で頭の中で考えてもいいの
ですが、一番明確でわかりやすい方法は、

「実在する人物をイメージする」

ということです。

そうすれば、細かいことは一切
考えずに超具体的なイメージを
自分の頭の中に持つことができます。

そして、そのイメージができれば

「その人がわかりやすいように文章を書く」

ということができるようになるので、
文章を書く上で決定的なミスを
防止することができます。

例えば・・・

『難しすぎる言葉を使ってしまう』

これは、その人が理解できているか
どうかをイメージすることで適切な
言葉選びができるようになります。

『辞書のようなつまらない文章になる』

辞書というのは、読み手をわくわく
させるものではありませんよね。

文章を書くのが苦手な人は、
固い言葉を並べて辞書みたいな
文章を作ってしまいがちですが・・・

読まれる記事コンテンツというのは、
すんなりと頭に入ってくる堅くない文章です。

実際に相手をイメージして、その人に
話すように書けば自然とそういった
頭に入りやすい文章になります。

ステップ2:読み手の理想の状態を考える

次に、読み手の理想の状態が
どのようなものを考えます。

例えば、相続が発生して何をすれば
いいのかわからない人というのは、、、

「相続が起きた後に何をすれば
いいのかが明確になり安心すること」

だったり、

「間違った手続きや対応をしてしまい
不利な状況になってしまうのを防ぐこと」

が理想な状態ですよね。

ここは、相手の感情レベルでどのような
状態なのが理想なのかを考えましょう。

読み手は人間です。

そして、欲しいのは感情の変化です。

その部分を徹底的に考えましょう。

ステップ3:理想を実現する情報を配置を決める

理想の状態を考えたら、

「その理想な状態を実現する為に、
どんな情報を提供してあげればいいのか?」

を考えましょう。

先ほどの相続の例だったら、

「相続の全体像がわかる情報」

「やらなければいけない手続きの一覧(期限を含む)」

「やってはいけない行動の一覧」

「どの手続きはどの専門家に依頼すればいいのか」

など、このような情報が必要になってきますよね。

そして、それらの情報を体系立ててあげれば、
コンテンツの骨組みが完成します。

ステップ4:実際に文章を書く

骨組みが完成したら、
ここで始めて文章を書き始めます。

ここまで来ればそれぞれの部分で

「何を書けばいいのか?」

が決まっていますよね。

なので、自分で1から文章を
生み出す必要はありません。

それぞれのパーツを、できるだけ
わかりやすく、情報を網羅した
形で書いていくだけです。

そうすれば、自然と読み手が満足する
質の高い記事コンテンツが完成します。

それができれば、

「この人は専門的なスキルを
持っている信頼できる人だ!」

という印象を持ってもらうことができるしょう。

FPとしてそれができれば、
集客に役立つことは間違いなしです。

この4ステップの文章の作り方、
ぜひ参考にしてみて下さいね。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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