ブログやメルマガを書く時に、
多くのFPが困ること。
それは、
『どこまで書いていいのか?』
ということではないでしょうか。
もしあなたが情報発信を
しようとしたことがあるなら・・・
『ここまで書いてしまったら、
相談なんて来てくれないんじゃないか?』
と思ったことがあるかもしれません。
しかし、、、
そういった考えというのは、
ほぼ確実に間違っています。
出し惜しみをしたり、書く内容を制限するのは、
良い結果を生み出しません。
ほとんどFPは、
このラインを図り違えています。
"これ以上公開してはいけない”
というラインを適切な位置より前に
設定し過ぎているのです。
本当は、もっともっと情報を出していいのに、、、
縮こまってあたり触りのない情報だけを
出している人は結構多いと感じます。
そこで、あなたが発信している情報について、
『普通の人はどんな風に受け止めているのか』
ということをお伝えしたいと思います。
この事実が、あなたの情報発信の
指針となれば幸いです。
実はそんなに気にされない
まず、自分の発信してる情報は
そんなに気にされていません。
あなたはその情報を書いた張本人なので
注目度100%ですが、、、
他の人にとっては、
"数ある情報の1つ”です。
あなたほどその情報に関心を寄せません。
例え良い内容を書いたとしても、
“すごい良いこと書いてあった!”
と感じて、詳しい内容はすぐに忘れるでしょう。
ぶっちゃけ、そんなもんです。。
(僕が発信しているメルマガの内容、
全部覚えていますか?)
あなた以上に、あなたの発信してる情報に
関心を寄せている人はいません。
なので、、、
『一度発信したことはみんな知っている。
だから、濃いノウハウは出せない・・・』
と思う必要は全くありません。
良い内容を発信して、あなたが
『役立つ情報を教えてくれる人』
と印象を持ってもらう事の方が
はるかに大事です。
”一度聞いた事”にも価値がある
次に理解して欲しいのは、
『一回出したものは価値がなくなる』
という考えは間違っているということです。
例えば、住宅ローンの適切な選び方を
ブログに書いてしまったら、、
『もうブログに載せたから、
有料相談で住宅ローンの選び方
を教えても満足してくれないかも・・・』
と思ってしまうかもしれませんが、
そんなことはありません。
お客さんは、一度見た情報にも
ちゃんと価値を感じてくれます。
理由は単純で、1回伝えただけでは
ちゃんと伝わっていない場合が多いからです。
実際、僕がお金をもらってコンサルを
する時も、半分はメルマガに
書いてあるような内容をお伝えします。
でも、全く問題ありません。
"確認"にも価値がある
また、『確認をする』ということにも
立派な価値があります。
『この前記事を見てこれこれこういう風に
するのがいいと思っているんですけど、
これで大丈夫でしょうか?』
という質問を受けて、
『はい、大丈夫ですよ』
と答えてあげるだけでも、
お客さんにとっては価値があるものです。
僕が集客を担当している
FPの方の元には、
『自分なりに勉強をしたんですけど、
間違っていないかどうか確認をしたいんです』
というお客さんがやってくる事が多くあります。
このことを考えると、別に出し惜しみを
しなくても良さそうに思えませんか?
欲しいのは自分用の情報
また、お客さんが欲しがっているのは、
『自分用にカスタマイズされた情報』
だということも理解しておくべきです。
お客さんが知りたいのは、
『世の中の一般的な人がするべき資産運用』
『一般的に正しいとされる住宅ローンの選び方』
ではなく、
『自分にあった資産運用の方法』
『自分にあった住宅ローン』
です。
普通、そういった情報はお客さんと
話さないと伝えられませんよね?
だから、情報発信だけで完結をしてしまう
ということはあまりありません。
他の人がやってないならチャンス
ざっくりまとめると、、、
『もっと踏み込んだ情報を発信してOK』
だってことです。
情報を隠すより、しっかりと
出していった方が 絶対にいいですよ。
しまっておくのは、
本当に大事なノウハウだけでOKです。
それ以外は、
どーんと表に出しちゃいましょう。
他の人がみんな
『この情報は貴重だから、
簡単に発信しないでおこう』
と思っているのならば、、、
先に情報を出したあなたが
選ばれる存在になる事ができます。
もしあなたが、
『どこまで情報を出していいのか?』
と悩んでいるのなら、
この内容を参考にしてみて下さい。