オンラインセミナー講師が使える!9つのzoomの便利機能②

中西雅司

先週のメルマガでは、

「zoomのセミナーで使える9つの便利機能のうち、4つの機能」

をお伝えしました。

今回は9つのうちの、残り5つをお伝えしていきたいと思います。

前回よりは、少し上級の機能になりますが、使い方は簡単です。

今日お伝えする機能を覚えておくと、

「ワンランク上のオンラインセミナー」

を開催できるようになりますので、オンラインがより楽しくなるはずです。

ぜひzoomの操作をしながら、確認してみてください。

今日お伝えする機能は、以下の5つ。

・セミナー開始前に音楽を流す機能

・セミナー参加者の名前を全員漢字名にする方法

・アンケートをスムーズに取る機能

・SNSやホームページ投稿用の写真撮影方法

・ポインターを使えるようにする方法

になります。

順番にご紹介していきますね。

セミナー開始前に音楽を流す機能

今日の1つ目は、

「セミナー開始前の『沈黙の状態』を回避したい。」

そんな時に役立つ機能です。

対面でのセミナーの場合、セミナー開始前などは、静かになりすぎないように、音楽を流すことがありますよね。

それと同じことがzoomでも可能です。

ステップは2つ。

①あなたのパソコンで好きな音楽を流す

②音楽を参加者に共有する設定をする

になります。

音楽の共有方法については、上手にまとめてある記事を見つけましたので、

詳細な方法を知りたい方は見てみてください。

https://bit.ly/2XxounV

方法は2種類あって、

・音楽だけ共有する方法

・スライドなどを画面共有しながら、音楽も共有する方法

の2つです。

慣れてくると、セミナー開始前だけではなく、セミナー中のワークタイムなどにも使えそうですね。

セミナー参加者の名前を全員漢字名にする方法

2つ目です。

こちらは、

・参加者の名前が書いてないので、誰なのかわからない・・・

・参加者の名前がローマ字なので、毎回読むのが大変・・・

そんなお悩みを解決する機能です。

通常、

zoomでは、以下の【図1】のように、セミナー参加者の名前が表示されますが、

【図1】

参加者によっては、ローマ字で表示されることもありますし、お名前が表示されない場合もあります。

姓名が逆に表示されていることもありますよね。

そんな時に、セミナー参加者に対して、以下のご案内をすることで、

「お名前をわかりやすく表示すること」

が可能になります。

手順は2ステップ。

①参加者が映っている映像の右上にある「…」をクリックしてもらう(【図2】の①)。

②その後、「名前の変更」(【図2】の②)をクリックし、漢字のフルネームを入力してもらう。

【図2】

以上で完了です。

まれに、操作に慣れていないなど、うまく変更ができない参加者がいます。

その場合は、ホストであるあなたが、名前を変更することも可能です。

その場合の手順も同様です。

名前を変更しておけば、出欠の確認にもなりますし、

セミナー中に参加者を指名しやすくもなりますよね。

アンケートをスムーズに取る機能

続けて3つ目。

対面でのセミナーでは、普通は、アンケートを取りますよね。

オンラインの場合、アンケートを忘れてしまいがちになりますが、zoomの機能を使って、アンケートを取る方法があります。

その機能は、

「投票」

という機能になります【図3】。

【図3】

もし、このボタンがない場合は、zoomの初期設定を見直してみてください。

初期設定の変更方法は、こちらの記事にまとまっています。
https://bit.ly/2yveXW2

この投票機能を使うと、アンケート項目の設定ができて、その場で参加者に答えてもらうことができます。

集計も自動でやってくれます。

ただ、現状、この機能は簡易なアンケート項目の設定しかできないようです。

なので、もっと細かいアンケートを取りたい場合は、

「グーグルフォーム」

などを使うと良いと思います。

事前にグーグルフォームでアンケートを作っておいて、

「zoomのチャット欄にリンクを貼り付けて参加者に記入を依頼する」

と良いでしょう。

SNSやホームページ投稿用の写真撮影方法

4つ目は、

「SNSやホームページ投稿用の写真撮影方法」

です。

SNSやホームページなどで、セミナーの実施報告をする時には、写真を使いたいですよね。

ただ、zoomの画面キャプチャ―をそのまま使うと、お名前が表示されてしまうため、個人情報が出てしまいます。

そのため、

「一時的に名前を非表示にした上で、画面キャプチャ―」

をしておくと良いです。

設定方法は、以下の3ステップ。

『画面キャプチャーをする人』が、以下の設定をすればOKです。

①【図4】の「^」ボタンをクリック

【図4】

②クリックすると出てくる「ビデオ設定」をクリック

③左メニューの「ビデオ」を選択すると、【図5】の画面が表示されるので、「ビデオに参加者の名前を常に表示します」のチェックを外す

【図5】

これで完了です。

元の画面に戻り、マウスなどを動かさない状態で3秒ほどすると名前が消えます。

消えた時に、画面キャプチャ―をすれば

「名前を表示しない形で画面を保存する」

ことができます。

ポインターを使えるようにする方法

最後になります。5つ目です。

5つ目は、

「ポインター機能」

です。

対面でのセミナーでは、ポインターを使って、赤い光で指し示しながら、話をすることがありますよね。

zoomにもそれと同じ機能があります。

ステップは3つ。

①画面を共有すると出てくるメニューバー【図6】で、

「鉛筆マーク」

をクリックします。

【図6】

すると、以下【図7】のような新しいメニューバーが出てきますので、

【図7】

②真ん中あたりにある「スポットライト」を選択

③その後、左下側にあるスポットライトの絵をクリック

となります。

これでポインターが使えるようになります。

あなたの可能性がさらに広がる

前回と今回で、9つのzoomのセミナーで使える便利機能をご紹介してきました。

これらが使えると、対面でのセミナーに近いものが開催できるはずです。

ぜひ使えそうなものから、活用してみてください。

オンラインセミナーをできる状態になっておくと、あなた自身の可能性がさらに広がっていきますよ。

P.S.

zoomの操作をしながら、セミナー講師をするのが不安なあなたは、

操作を誰かに手伝ってもらうと良いです。

助けてもらいたい人を「共同ホスト」という設定にすれば、

大部分の操作を、ホストに代わって行うことができます。

助けてもらうことで、オンラインセミナーへのハードルも格段に下がりますので、是非チャレンジしてみてください。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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