「これだけやるから有料なんですよ」と自信を持って言うことができます

FP相談室「ディア・プランニング」代表 さとう 加根子 様 実際にライフプランソフトFPCを活用されている、さとう加根子様に質問に答えて頂きました。

どのような活動をされているのかを教えて下さい

私は保険代理店に所属しながら、FPとして障害のある子を持つ親向けのライフラプンの作成や相談に乗っています。 私自身、障害のある息子を育てながら子育てや療育はもちろん、お金の管理や資産運用など、数々の失敗を重ねてここまでやってきたのですが、障害を持っている子どもを抱える家庭に対してお金のアドバイスができる所がないこと気付きました。 なので、そういった境遇の方にアドバイスができるよう、ファイナンシャルプランナーとして独立しました。

なぜライフプランソフトFPCを導入しようと思ったのですか?

今までは、保険会社が提供しているソフトを使っていたのですが、個人的に文字が細かかったり情報を入力するフォーマットが使いづらいと感じていました。 さらに、教育費の数値が予めセットされており、例えば『私立大学』と入力をすると自動的に平均値がライフプランに反映される形になっており、自由度が低いことという問題点もありました。 障害のあるお子さんの場合、場合によっては教育費がほとんどかからないなど普通の子どもとは全く違ったものになりますので、平均値しか使えないとなるとやはり限界があります。 また、有料でライフプランの作成やアドバイスを行いたいと考えていたので、そうなってくると保険会社の使っているライフプランソフトではなく、オリジナルのライフプランソフトが必要だと思っていました。 そんな時に、高橋さんの使っているライフプランソフトの案内があり、使ってみることにしました。

使ってみた感想はどうですか?

まず、一番いいのがお子さんの学費とかも自分で自由に変えることができるところですね。 それができることで、1人1人に合わせた正確なライフプランを作ることができます。 あとは比較する資料を作りたい時に、簡単にボタン1つで比較を作成できるという機能も重宝しています。 私の場合は資産運用の提案が多いのですが、何もしなかったらこうだけど、仮に○%で運用ができるとこうですよという比較を簡単に作ることができるので、見た目でわかりやすい資料をお客さんに出すことができています。 元のプランと比較プランでは色も分けてくれているので、やりながらわからなくなってしまうことがないので使いやすいです。

他に優れていると感じる点はなんですか?

お客さんに見せる時はライフプランを印刷しているのですが、キャシュフロー表の一番下の所に年間のトータルが出て、その下に流動性資産、確実性資産と、利殖性資産の3つに分かれて出てくるようになっています。 こういった形で3つの資産に分かれているので、私も説明しやすいですし、お客さんも理解がしやすいと思います。 そこまでしているソフトは少なくとも保険会社のものではないと思います。 私は実際にお客さんに、 「流動資産というのは普通口座に入れていて、足りなかったらここから出すという普通の口座みたいなものなんですよ。 そこが尽きたら確実性資産を使っていくということになります。 例えば、10年間この状況でいけば流動資産でいけますよね」 という風に説明をしているのですが、お客さんとしてはそれぞれの資産が色分けされることでどれくらいの資産を運用に回すことができるかの明確なイメージが湧くみたいです。 それができることによって資産運用のアドバイスがスムーズにできます。 普通、一般のお客さんは年間トータルでしか見てないんですよね。 例えば、これからの将来がなんとなく不安で、4,5千万の現金が銀行に置いてある、というお客様がいました。 話を聞いてみると、子供が学校に行く時に赤字になるので不安で何もできない、とのことでした。 その人に、ライフプランソフトを活用した結果を見せながら流動性資金でまかなうことができるということ明確に見せてあげたのですが、その結果、 「これなら大丈夫そうですね」 と安心をして頂き、資産運用のアドバイスをスムーズに行うことができています。

ライフプランソフトを使ってみてお客さんの反応はどうですか?

例えば結果を出力した時にライフイベント表が出てくるのですが、それを見ると「ここでライフイベントが重なる」というのが見てわかるようになっています。 そうすると、"この時がピーク"というのがよくわかるので計画が立てやすい、と言ってくれた人がいました。 あとは、住宅ローンの繰り上げ返済をどのあたりでしたらいいのか? という方がいらっしゃって、それを作ってあげた時に「すごくわかりやすい」と言ってくれました。 繰り上げ返済をした時にトータルで払う利息がどれくらい減らせるか、というのも自動的に計算で出てくるのでお客さんに説明がしやすいです。 このライフプランソフトを開発している高橋さんは住宅分野を特に詳しくやっているFPなので、住宅関係の人には特にいいと思います。 また、このライフプランソフトを使ってライフプランを作ると、比較プランを含め60ページ以上の資料が出力されるようになっています。 その中には遺族年金の色分けされたグラフが出てくるんですけど、すごい見やすいと思いました。 こういった資料がちゃんとしているので、お客さんが納得してお金を払ってくれるというのも大きなポイントですね。 入力項目が多く、ヒアリングはかなり詳しく聞いていく必要があります。 それが、お客さんからするとそれだけ時間をかけてやってくれるという満足感に繋がっています。 こちら側としては、 「これだけやるんだから有料なんですよ」 ということを自信を持って言うことができますね。

これから改善をして欲しい点はなんですか?

まず1つは、障害のあるお客さんのライフプランを作るのに、障害年金や特別児童扶養手当がもらえるかもらえないかでその家庭ののキャッシュフローを大きく変わるので、専用の入力欄を作ってもらえると助かります。 現状では"その他の収入"に入れることで対応はできているのですが、専用の入力欄ができると個人的には特別感を出すことができそうです。 また、児童手当の収入制限のところがまだ考慮されていないので、手動でその期間は定期支出があるという形で帳尻を合わせているのですが、そこが改善されればいいかなというのはありますね。 合わせて、保険についてもう少し入力しやすくなると良いと思います。 必要保障額が視覚的に確認しやすい「グラフ」で表してもらえると、より分かりやすいのではないでしょうか。 万が一の必要保障額は、キャッシュフローで確認できるのですが、やはりグラフで視覚的に分かりやすくしてあげないと、理解できない方の方が多いです。 そこが改善されたら、保険提案にも充分使えると思います。

(補足)現在の状況について

佐藤さんの要望を受け、必要保障額をグラフでわかりやすく見えるようにしました。 保障額 ※このパターンでは、配偶者は必要保障額がいらないという結果になっています 児童手当については、所得制限が考慮される形に変更を行いました。 障害年金と特別児童扶養手当に関しては、作業量が多くなり複雑な為、今後時間をかけてながらアップデートを行う予定です。

目次

・ライフプランソフトFPC紹介ページ

・(重要)システム要件・注意事項について

・どんなライフプランを作ることができるの?

・入力項目の紹介

・ライフプランソフトを活用した提案例

・実際にライフプランソフトFPCを利用したFPの声①

・実際にライフプランソフトFPCを利用したFPの声②

・【紹介動画】ライフプランソフト活用実践セミナー映像プログラム