AIに置き換えられないソリューションとは

昆知宏

2021年は最初から最後まで真夏でも真冬でも、常にマスクマスクマスクでしたね。

1年を通して最後までマスク通しの1年でした。

人類史上こんなことはきっと初めてだったと思います。

マスクをする機会が増えて(というか毎日)になって変わったことは何かというと、最初から最後まで素顔が分からないお客さんがほとんどになってきたなあということです。

これほどまでに手放せなくなったマスクはもはや若者の間では『顔パンツ』とも言われていて、素顔をさらしたくないから外すことに躊躇がある層が非常に増えているようです。

「●●さんってこんな顔だったんだ!?」って思われたくないみたいなんです。

確かにマスクを着けている時と着けていない時って受け取る印象は実際大きく違いますから、多感な時期のマスクは私たちが思っている以上に大きな影響があるのは頷けます。

コロナが終わっても永遠にマスク文化のままで良いという声もあるみたいです。

何ともすごい時代になりましたね。

このような現状はきっと、私たちの意思決定や生活に今後大きな影響を与えていくのは確実です。

今日はそんな中、思ったことを書きます。

素顔を見せない営業

「ずっとマスクの方がいい!」

これは正直のところ、気持ちは分かります。

私も20代で営業をしていた時は、マスクをしているときの方が営業成績が良かったからです。

毎日でもマスクを着けて行きたかったのですが、時代はそれを許してくれませんでしたね。

これは分かりやすく自分に自信がないという表れだと思うのですが、マスクだと顔が隠せているので感情を読まれにくいし相手のペースに飲まれずに自分の型を作りやすかったからです。

自分の世界に集中できるので、気持ちを前向きに持っていきやすかったという記憶があります。

だから、若者の言うことは正直めっちゃ分かります。

今となればそんなことはどっちでも良いのですが、ある意味今は、マスクをするしないの選択肢はありません。

接客業であれば「する」しかないですよね。

最近怖いなと思うことは、マスクを外した時に見る顔に違和感を感じてしまうことです。

鼻と口の認識機能が落ちていて、マスクをしている姿の方を日常的に普通の顔だという認識をどうも脳がしているように感じます。

あなたはいかがでしょうか?

そうなると、なんか人の顔を認識するのってもう全体のパーツだけではなくて目の上だけになりますから、何だか機械みたいになった気分になります。

AIみたいなFP

この変化は確実に日々の業務にも影響を与えていると思うのです。

言葉にして書くと、感覚的にマンパワーではなくて純粋に提供できる価値の強い人間の優位性を感じるということです。

優れたコンテンツや優れたクロージングシートがあれば以前よりも競争に勝ちやすくなったように思うのです。

『提供できる価値≦総合的な人柄』

『提供できる価値≧総合的な人柄』

どうもこんな印象なのですね。

全体のパラメータにおける「人柄」加点が明らかに減っていて、純粋に提供できる価値力を求められる。そんな印象です。

時代は明確に良質なコンテンツ提供者に重きが置かれていて、それが評価され収入に直結しています。

YouTubeでも顔を出さないことは大きな不利にもなっていない現実があります。

有名人であれば顔を出すメリットが大きいのですが、そうでない場合はどちらが有利不利というのは特に見受けられません。

顔認識能力の欠如が、今後マーケティングに与える影響が大きいのではないかとふわっと思い始めました。

これはいつの間にかいくつかの分野がしれっとAIに置き換えられる布石ではないかと恐怖をも感じます。

コンテンツを作りこめる人間は有利になる

このような傾向を踏まえていくと、以前にも増してネット集客できる人とそうではない人との差が開いていくように思います。

生命保険や損害保険の単なる申し込みは加速度的に、大手のネット申し込みに集約されていきそうです。

FPに求められるのは”敢えて”対人でないと解決できないものは何なのか?を示していくことです。

この時に考えられることは、私は組み合わせだと思います。

例えば生命保険がどれがいいか、住宅ローンがどれがいいかそれぞれ単品だとインターネット内でしっかり調べれば高いレベルで問題解決できるレベルに来ていますが、それが組み合わさるととたんに難易度が上がります。

住宅ローンの団信をどれにして、その団信を決定したうえで生命保険が何がベストなのか?こういう組み合わせです。

こうなると現状インターネットで完結することや、AIに判定してもらうことは現状では優秀なものは見つかりません。

人の脳を介して直接ソリューションするという価値が存分に残っているからです。

ただ、それらを組み合わせて問題解決した方がいいよと言うには問題提起をする必要があります。

問題提起についてはやはりその問題をターゲットに投げかけなければなりません。

「ネットで調べると一般的にはこう!だけど…」という切り口も有効かもしれません。

問題解決にはそれぞれの要素が複層化していて、それらをカスタマイズしてベストに導くことが大事。

その解を出すためには、「相談に行かなきゃ難しそうだな」と思われるコンテンツ作りが来年以降、集客できる記事として期待できそうですね。

今日の記事はうまくまとめられませんでしたが、なんとなく感じている変化を文字にしてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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