検索したらAI記事でがっかり

自宅近くのシェアオフィスより
執筆者:中西雅司

   

(このメルマガは人間が書いています)

今日は、はじめて訪れたシェアオフィスで仕事をしています。

周りで働いている人は知らない人ばかりです。

ですが、若い方から年配の方まで、一生懸命に仕事をされている環境によって、刺激をいただくことができます。

最近はあまりシェアオフィスを利用することもなかったですが、改めて、

「会社に出勤しない人にとっては、とても良い環境だ」

と感じました。

今後は、時々利用していきたいと思います。

さて、話は変わりますが、最近、すっかり、

「Google検索を利用する回数が減ってしまった」

中西です。

AIが書いた記事でがっかり

前までは、Googleで検索していたものを、ChatGPTに聞くことが増え、Googleの利用回数が激減しています。

とはいえ、Googleもまだまだ利用するのですが、でも、最近、Google検索の利用を躊躇してしまう出来事が何度もありました。

それは、

「明らかに、AIだけで作った記事が検索上位に表示されたこと」

です。

私は、AIは現状では正確性という観点で不十分だと感じているので、Googleで調べ直すことがあります。

ですが、そのGoogleで調べた結果も、AIによるものだとホントにがっかりしてしまうのです。

検証の役に立たないからです。

この感覚は私だけかもしれませんが、あなたはどうでしょうか?

AI記事がどんどん増える

少なくとも、今後、AIによって書かれる記事というのは、Web上にどんどんどんどん増えていくことが想像されます。

もちろん、その品質が上がってきて、満足いくレベルのものが増えてくれば良いと思います。

でも、現状のままだと、

「Google検索を利用する人が減り、ブログやホームページに訪れる人がどんどん減ってしまうのではないか」

という点を危惧しています。

ですが、こういった状況は、逆にチャンスでもあります。

人が書いた記事の価値が上がる

それは、

「人が書いた記事の価値はむしろ向上する」

ということです。

信頼できる情報を求めている人は、AIではなく、人が書いた記事を求めるからです。

これは想像ですが、近い将来的には、「この記事は人間が書いています」という言葉を冒頭に入っている記事が増えるような気がしています。

このメルマガの冒頭に書いたような感じです。

人の価値は必ず残る

今後も、AIが社会に広がっていくに従って、様々なメリット、変化が生まれ、一方で、弊害も生まれてくるはずです。

将来、どのようになっていくかはまだまだ想像できない点も多いですが、AIがどれだけ広がっても、人の価値というのは必ず残ります。

今後もAIの動向や広がりを注視しながら、私たちFPが何に力を注ぐべきかを考えていきたいと思います。

今日は、最近AIに関して考えていることを書いてみました。
 

あなたにとって、何かの気づきになればとても嬉しいです。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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