つくばのスタバより
執筆者:石塚 駿平
最近、AIの活用というのはホットなテーマですよね。
色んなAIの情報が、意識をしなくてもたくさん飛び込んできます。
スライドを自動生成したり、自分と同じ声で読み上げができたり、文章や動画の要約をしたりなど、色んなことが簡単にできるようになっています。
個人的には、これらを組み合わせてスライドショーを使った短いセミナー動画なんかを作れたらいいな〜と思っています。
そしたら、情報提供の質が上がりそうですし、FPも顧客フォロー等でガンガン活用できるはずです。
自力でやろうとすると時間と労力がかかるのですが、AIを使ったらすぐにできそうで良いですよね。
これくらいは近いうちにできそうな気がするので、注意をしながら動向を見ていきたいと思います。
それ以外に、個人的にAIを使ってやりたいと考えることがあったのですが・・・
最近、実行をしてみたので今回はその話をしますね。
自分専用メルマガAIを作る
どんなことをやりたかったかというと、
『いつも書いているメルマガの内容を学習させて、似たような文章を出力できるようにする』
ということです。
チャットGPTの有料版を契約すると、詳細な指示を記憶させたプロジェクトを作ることができます。
そこで、メルマガ執筆用のプロジェクトを立ち上げて、僕が書いているメルマガを読み込ませて自分専用のAIを作ろうと思ったのです。
という訳で3,000円くらいの有料版を契約し、専用のプロジェクトを立ち上げて、過去のメルマガを何十通か頑張ってコピペしてチャットGPTにアップするという作業をついさっきまでやっていました。
そして、自分専用のメルマガ執筆AIがサクッと完成しました。
提案に乗って作成をお願いすると・・・
気が利くことに、完成した後すぐに
『こんなテーマでメルマガを作ってみませんか?』
という感じで、テーマ案を3つ出してくれたのでその中から
・ChatGPTを使ってみて「FP業にどう役立つか」
という項目を選んでみました。
実際にお願いすると、文章がすぐにダダーっと出力されました。
その結果なのですが・・・
微妙な出力結果
うーーーーん、40点くらいですかね。
文章は平坦で感情の起伏がなく、キレイで無難な感じ。
それに、深みがないのでこのまま自分のメルマガとして使うのはちょっとな〜、という感じでした。
そのまま丸投げして使うのはクオリティの面からはなさそうですね。
ただ、一部の補助で使ったり、実際のエピソードなどは自分で執筆してその後の文章を作ってもらうなど、工夫すれば活用できるかもしれません。
それか、技術の進歩を待てば丸投げでもクオリティが上がってくるかもしれませんね。
メルマガが読みやすいものになるには色んな条件があるのですが、
『その人が実際に体験したエピソードやストーリー』
『個人的な感情や意見』
『一般的ではない意見や示唆』
を入れるというのは大事な部分で、そこはAIにはまだ荷が重い感じがします。
定型業務こそAIと相性がいい
なにはともあれ、一旦見えてきたAI活用の方向性としては、
『いつもやっている定型業務を手伝ってもらう』
というのは有効な気がしています。
自分の特性ややりたいことをAIに教え込み、作業の短縮・効率化を目指していく。
書いていて思ったのですが、外注化の考え方と似ていますね。
そんな考え方で使うと、自分の時間が増えて生産性が上がりそうなので、これからも積極的に活用できないかどうか考えてみたいと思います。
P.S.
今回はAIに件名や小見出しを考えてもらいました。
それくらいなら問題なくできそうですね。
これから色々実験しながらAIにもメルマガ執筆を手伝ってもらいたいと思います。