荒れない講座・教室を作る上の注意点

昆知宏

最近少し時間があるので、
資産運用のアドバイス業務の
教材づくりを行っています。

私の専門は住宅なのですが、
消費増税+コロナで住宅業界は鎮静化。

いずれお客さんは戻ってくるとは
思いますが確かにこのタイミングで

何千万円も長期ローンを組もう
なんてあまり思いませんよね。

住宅会社は進行中顧客のフォローも
あってヒマではないのですが、
新規顧客が取れないと嘆いています。

私も例にもれず4月に入ってから新規は閑古鳥。

おかげで?自宅待機で仕事もできるし
温めていた企画書の筆を走らせたり
プラスに捉えるようにしています。

さて、今日は資産運用のアドバイスで
気を付けるべきポイントについて
専門外ながら書いていきたいと思います。

消費者契約法の理解

不安が多いこのご時世。
資産運用相談のマーケットは、
身近なところでも活況と聞きます。

確かに専門外である私のところにも
相談依頼がくるくらいですから、
間違いのない事実なのでしょう。

FPのマーケットでは、
【マネーセミナー→保険販売】が
圧倒的に多いかと思います。

いろんなビジネスや金融リテラシーの
普及活動があると思うので、

どのポジションでやるにしても、
相談者の利益に繋がるように
みんなでがんばっていきたいですよね。

そこで、セミナーの案内文章や
それこそカフェでの営業トークが
聞きたくなくても聞こえてくると

攻めてる表現をしている方が
結構多いことに気付きます。

具体的には、、

「老後の不安をなくします。」
「資産を増やせるようになる。」
「お金に困らなくなる。」

というよくあるような表現。

実はこれら全部、私は弁護士さん
からダメですって言われました。

将来における変動が不確実な事項の
断定的判断の提供になるみたいです。

この点はFPは絶対に押さえておいた
ほうがいいですよね。

煽ると依存する人が多くなる

このあたりの表現は自己判断かつ
自己責任ですので、

別にああだこうだ言うつもりは
私は全くありません。

各々が良識の範囲で考えるべき
事柄ですよね。

あなたも経験があると思うのですが
投資に関わらず個別相談へオファーを

出すときにどうしても強い表現に
なってしまうことはどうしても
あると思います。

当然ながら強い言葉を使った方が
成約率は上がります。

一方で、それは諸刃の剣であることも気付きます。

オファーを煽りすぎると、
依存顧客も多くなってしまうのです。

私もあるセミナーで講師の方が
ずいぶん強いクロージングをかけて
その本講座に参加したことがあります。

内容は個人的には満足だったのですが
結構参加者自身が自発的に動かないと
成果を出しにくい講座でした。

そのため行動力が少ない人は
ちょっと置いていかれ気味になり、

「最初と話が違う!」

とちょっとグループチャットが
荒れ気味になったのです。

もし仮に主催者側に立った時は、
このあたりのコントロールは、
十分に気を付けた方が良いでしょう。

レベルデザインを明示する

そういう観点からあるテーマの
講座を企画するときに、

予めこの講座はどのレベルの受講者を
対象としているかを明示するという方法もあります。

この講座は初心者向けなのか?
この講座は中級者向けなのか?
この講座は上級者向けなのか?

初心者向け講座に上級者が来ても
退屈でそんなの知っているよ!
と解約の申し出を受けたり、

逆も然りで上級者向けなのに
初心者OKみたいな感じにすると
運営が荒れる懸念があります。

これらを避けるためには、
最初から明示をしていくと、

予めレベルデザインごとに
講座を持っていると幅が広がります。

きっと私のように新しいことを
今考えているFPさんは多いはずです。

せっかくやるならスキなく、
楽しくできるように事前準備は
しっかりとやっていきましょう。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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