メールボックスを開けたら、非常に面白い質問が届いていました。
ネット集客に関する質問で、内容はこんな感じです。
↓↓
================================================
いつも、貴重な情報をありがとうございます。
質問なんですが・・
僕が情報を取っている、ネット起業の社長は、
ホームページでは、集客できない。
必要なのは、売れるランディングページだと言っていたのですが、
どうなんでしょうか?
広告もFacebook広告が、おススメだと言っているのですが・・
FPライズの動画で言っている事と違ったので、質問させて頂きました。
================================================
非常に良い質問ですね。
もしかしたら、あなたも
『この人とこの人では言うことが違う!どっちが正しいの!?』
と疑問に思ったことがあるかもしれません。
そこで今回は、この質問に対する答えをシェアしようと思います。
質問への答え
この質問に対する答えを先にお伝えすると、
『状況によって最適な手法は異なり一概には言えない』
というものになります。
この回答、つまらないですよね。。。
もっと、ビシッと言ってくれよ!
って感じると思います。
でも、これって一般のお客さんが
『資産運用を始めたいんですけど、何から始めればいいんですか?』
と聞いてきた時に、
『何がベストかは人によって違うので、ライフプランを作りながら一緒に考えていきましょう』
と答えるのと一緒なんですよね。。
曖昧な答えですが、これが真理です。
言い切りのメッセージを発信する裏側
しかし・・・
冒頭の質問にあったように、
『〇〇はダメです!■■を使いましょう!』
という風に伝えている業者や会社、コンサルタントは多いです。
では、そのメッセージを発信する裏には何があるのでしょうか?
一緒に見ていきたいと思います。
明確なメッセージを伝えたい
まず1つは、明確でわかりやすいメッセージを伝える為です。
資産運用の話をする時でも、
『株式投資や投資信託ではなく不動産投資がおすすめです!』
という風に言い切ってしまった方が、初心者にはわかりやすいですよね。
それと同じで、
『ホームページでは集客はできないので、こっちを使いましょう!』
と言った方が理解しやすくなります。
それに、他の選択肢を蹴落とした方が、本命の選択肢に優位性があるように見せられます。
いつの時代でも、このメッセージの打ち出し方は有効なので変わることはありません。
この類のメッセージは、いつも世の中に溢れているものです。
特定のノウハウや商品を売りたい
また、その情報を発信する人が特定のノウハウや商品を売りたい場合も偏ったメッセージになります。
貯蓄性のある保険を売りたい人は、他の選択肢と比べて貯蓄性のある保険の優位性をアピールしますますよね。
それと同じで、例えばランディングページとフェイスブック広告に関する教材やサービスを売る場合は、『これがベストな選択肢です』というメッセージを発することになります。
これが全て悪いという訳ではありませんが、、、
選ぶ側が知識を持っていないと、間違った選択肢を選ぶ可能性が出てきてしまいますね。
自分の成功体験に囚われている
別の理由としては、
『自分の成功体験に囚われている』
というものがあります。
"あれをやってダメだったけど、これをやったら行った"
という経験を一般化して他の人にも伝えているパターンです。
不動産投資をやったら失敗したけど、個別株投資をしたらうまく行った。
だから、不動産投資はダメで個別株投資の方がいい!
という主張なのですが、これが普遍的な事実ではないことは明らかですよね。
メッセージの裏側を理解しよう
『〇〇はダメです!■■を使いましょう!』
というメッセージの裏には、このような事情が隠れている場合が多いです。
金融商品の販売と非常に似ていますね。
恐らくですが、質問をしてくれた方が情報を取っているネット起業の社長というのは、ランディングページとフェイスブック広告を使った成功事例がたくさんあり、それをわかりやすく伝える為に
『ホームページでは集客できない』
というメッセージを発信しているのだと思います。
その選択肢がうまくはまればいいですが、そうでない場合は失敗をしてしまう可能性がありますので注意が必要ですね。
という訳で、頂いた質問に回答をしていきました。
非常に良い質問だったと思います。
正解を示すことはできませんが、
『〇〇はダメです!■■を使いましょう!』
というメッセージの裏側を理解できているのと、できていないのとでは大きな違いがあります。
なので、ぜひこの知識は頭に入れておいてくださいね。