選ばれるFPのWEBづくりの基本

執筆者:昆 知宏
  

ここ最近記事にしている “事例” について。

相談事例を集めるのはとてもエネルギーがいるのですが、相談者にインタビューをしてみると集客の答え合わせをしている感じがします。

というのも、「どうして自分のところへ相談に来たのか?」このあたりを具体的に聞き取ることってあまりないと思うのですが、インタビューでは掘り下げて聞くことが可能になります。

そして、ほとんどのケースで共通することがあります。

つまり今日これから書いていくポイントを強化するだけで集客アップができるということになります。

動線は決まっている

集客についての動線は実際に聞いてみると、皆同じような経路をたどります。

FPを探そうとしている人は、「地域+FP」というキーワードで検索する人が圧倒的。

ついで自分が特に悩んでいるテーマがあれば、そのワードで検索をします。

例えば「住宅ローン 返済割合」「住宅ローン 団信通らない」みたいな感じです。

それでヒットしたFP事務所を熱心に調べてみるのです。

そのため、ニッチなテーマでも日々情報発信をすることで検索で何かしらヒットすれば、あなたのところへ相談へ来る確率が大きく上がってきます。

しかし、ホームページがヒットするだけで相談には来てくれません。

もう一つ、二つ壁を登りきる必要があります。

特に大きな一つ目の壁は信頼性です。

信頼できるFPなのかを明記する

自分で自分のことを「信頼できるFPです!」というのはちょっと違いますよね。

そのため、前段階として相手に信用してもらうための自己開示が必要です。

そのコンテンツはプロフィールです。

プロフィールでは自分がどうしてFPとして活動しているのか?他の人と何が違うのか?どういう想いでやっているのか?過去の経歴はどうなのかなど長くなってもいいので書けるだけ書いた方が有利です。

相談をしようかどうか迷っている人はまずプロフィールを徹底的に読み込みます。

プロフィールを読み終わったら次へいく動線も決まっています。

ブログを読み込む

相談をしようかどうか迷っている人は、ブログも徹底的に読み込む傾向があります。

1,2記事とかそういうレベルではなく20,30記事は平気で読み込みます。

ほとんど読んできたという人も決して少なくないのです。

プロフィールとブログを読み込んで私はここに相談しても大丈夫だなというのを確信めいてから相談に来るというのが相談者に共通して見られる事項です。

FPとして気軽に相談してほしいと思っていても、相談者としては見当違いで相談に行ってしまうのはできるだけ避けたいと思っているようです。

「ここだ!この人だ!」とかなり狙い撃ちして検索している見込み顧客が絶対的に多いというのはFP業ならではかもしれません。

というのも美容室や飲食店と違い、何個も何回もお店に行くわけではありません。

絞り込んで勇気を出して相談へ行くというマインドを、しっかりと理解して日頃の記事も書くことができればきっと結果は違ってきます。

そして、事例

事例は、他者からの信頼の証明です。

やらせ記事っぽくなってしまっては意味がありませんので、直接インタビューをして、勝手に言葉を書き換えないで相談者の言った言葉をしっかりとまとめることが重要です。

プロフィール
 ↓
ブログ
 ↓
事例

このあたりのコンテンツがしっかりしていると、しっかり記事がされていないFPとの比較になればあなたに分が出てくることは明確です。

また、もう一つメリットがあります。

自分の主張やできることをしっかりと書いておけば来てほしいお客さん、あなたにあった相談者が占める確率が大きく上がります。

これほど魅力的なことはないはずです。

集客は数が多くでも意味がなく、お互いに幸せになるために質が重要です。

2025年も地道にコンテンツを制作してきましょう。

これに勝る集客の方法はありません。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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