最近独立した私の知人が、
取引先より痛恨の一言を
言われてしまったと、
人づてに私も元へも耳に
入ってきました。
それは、
「あなたはまだ独立すべきではなかった。」
という一言だったそうです。
この一言は辛いですよね。
私が思うに知人は超優秀であり、
成功するのは時間の問題
だと思っていました。
しかし実際に仕事をした人たちの
評価と相違があるようで、
このズレって何なのだろう?
解明しないと気持ち悪いと
いうことで自分なりに
考えてみたわけです。
信用失墜は些細なことの積み重ね
痛恨の一言を解明すると、
ストレートに言うと
知識は十分にあるのだけど、
コミュニケーション力がなかった
というのが事実のようです。
言葉を言い換えると、
”相手”が何を考えているのか?
に鈍感とも取れます。
専門知識や自分の提案の伝達は、
その専門性が高くなるほど、
言葉を選ぶ必要があります。
一度自分で口にしたことは、
相手は必ず覚えているので、
「○○日までにやります!」
というのを一度でも、
連絡もなしにすっぽかすと、
とたんに信用を失ってしまいます。
自分の中で仕事を進めていて
××日までにアポイントを
取ろうと勝手に思っていても
最初にした約束は、
破られたままとなるのです。
細かな小さな信頼の喪失が
重なると更に信頼を失い
一緒に仕事をしたくない!
と思われてしまうのです。
どうもそんな感じのようでした。
なんとももったいないですね。
パートナーの評価=あなたの評価
そんなの社会人として当たり前でしょ!
と思うところなのですが、
私も仕事で絡む人で
出来ていない人はそれなりの
割合でいたりします。
あなたのまわりではどうでしょうか?
能力はあったとしても、
発言に一貫性がなかったり
スケジュールを守ってくれない
メールに返信してくれない・・・
となると、
一緒に仕事をしたくはなくなります。
しかもその相手が自分の
ビジネスパートナーだとしたら、
イコール自分の信用も下げる
ことになるため、
組むことによってあなたも
同等に評価されてしまいます。
だからあなたとは一緒に仕事を
したくない!
それが独立すべきではなかった発言に
繋がったのかのかもしれません。
相手にストレスを与えない方法を考える
あなたの目の前に相談者が
座った時に、
自分にしかもっていない知識で
相手を驚かせようと思うのではなく
相手の話をじっくりと聞き、
相手がその問題解決を
どのようなスピード感で
望んでいるのかを
しっかりと把握する必要が
あります。
些細なことで信用を失墜
するのはもったいないこです。
しかしFPもそうですが、
些細なことが仕事のすべてを
決めると言っても過言では
ありません。
最近打ち合わせが雑になって
いたりしていないか、
「○○さんは忙しいから・・・」
と相手に気を遣われていて、
我慢をされていたらそれは最悪です。
私たちも改めて自問自答をして
みましょう。