ネットで買い物をする時、
アマゾンはよく使いますよね。
アマゾンは今では、
ネット通販の代表的な存在になっています。
"ネットで本を買う”と言えば
100人中100人がアマゾンを思い浮かべるでしょう。
それに、本以外にも何でもあるので、
かなり便利になっています。
僕も印刷用紙やインクなどのオフィス用品から、
水や食べ物もアマゾンでよく注文します。
僕は最近、アマゾンプライム会員という、
3,900円の年会費を払うと荷物が
早く届くサービスに入ってしまいました。
無料期間があったので、試しに入ってみたのですが、
そのまま解約の手続きをしないで継続しちゃったんですよね。。
まんまと術中にはまった感じです・・・
それはそうと、あなたはアマゾンを使っていて
こう疑問に思ったことはありませんか?
なぜアマゾンの送料は無料なのか?
アマゾンでは、ほとんどの商品が送料無料です。
例え664円の印刷用紙を頼んでも、
送料を別途払う必要はありません。
この状況を見ると、
『こんなに低価格なものを送料無料で
送っても本当に利益が出るの?』
と疑問に思いますよね。
普通の業者がこんなことをしたら、
利益が圧迫されてキツキツになるはずです。
アマゾンの送料が無料な理由
アマゾンの送料が無料である理由は何かと言うと・・・
主な理由としては、超大量の発送物があるので、
運送会社との契約で送料を減らしていること。
それに、アマゾン代表のジェフ・ベゾスの
『顧客視点に立って、長期的な成功を目指す』
という考え方による所が大きいのでしょう。
(どうでもいい話ですが、僕の中でジェフ・ベゾスは
“かっこいい頭ツルツルの経営者No.1”地位を確立してます。
外国人は髪がなくてもかっこいい人多いですよね。
ちなみにワールドカップが開催しましたが、
サッカーで有名な人は髪がない人が多いですね。
ジダン、ルーニー、イニエスタ、ロッベンとか。
ホントにどうでもいい話ですが。。)
ただ、その中の理由の1つとして、
注目をしたいものがあります。
それは、
『商品の発送に他社の広告を同梱をしている』
ということです。
アマゾンで本を頼むと、、、
『いらなくなった本を買い取ります!』
みたいな広告が中に入っていることがあります。
本の買い取り業者ですね。
それはどういった構造になっているかというと、、、
チラシを同梱させたい会社が、アマゾンに
お金を払ってチラシを入れてもらっているのです。
本の買い取り業者としては、
『本を買う人』
は有望な見込み客になりますよね。
本をアマゾンで買っている人は、
他の人よりも本をたくさん持っている可能性が高いです。
なので、無造作に広告を出すよりも、
本を買った人をピンポイントで狙った方が
費用対効果が高くなります。
一方で、アマゾンとしてはわずかな
コストで大きな広告収入を得ることができます。
広告収入を得ることで、
送料無料にする為の原資が手に入りますね。
つまり、お互いにウィンウィンの関係を
作ることができているというわけです。
FPがこの考え方を使うには?
この考え方を応用できないか考えてみましょう。
FPがこの考え方を応用する時のポイントは、
『自分の見込み客に対して
郵送物を発送している業者はないか』
です。
もしこういった業者を見つけたら、
こういう風に提案をするのです。
『御社の郵送物の送料を負担する代わりに、
私のサービスを広告を同梱してもらえませんか?』
郵送物を送付する業者にとって、
送料の負担がなくなるのはかなり嬉しいことです。
なので、この提案が通る可能性は高いはずです。
そうすれば、あなたはかなり”濃い”見込み客に
アプローチをすることができるようになります。
新聞の折り込みのような広告では、対象になる人を
ピンポイントで狙うことはできないですからね。
・・・
このように、自分には関係ないような大企業の戦略でも、
意外と応用できる戦略はあるものです。
アンテナを張りながら周りを見渡してみれば、
この他にも応用可能なアイデアがあるかもしれません。