駅前のカフェより
執筆者:中西雅司
あなたは、ドリームキラーという言葉を知っていますか?
自分がやりたいことや夢、実現したいことなどの話をしたときに、
・そんなの無理だよ
・うまくいかないよ
などと、否定をする人のことです。
私の経験で言えば、独立して1年目の頃に、
「日本人には独立系FPに相談する文化がないから、難しいと思うけど、頑張ってね」
などと言われたことがあります。
これもドリームキラーの一種です。
FPとして独立してもうまくいかないという前提で発せられている言葉だからです。
人は、なぜ、このように否定をしてしまうのでしょうか?
認知的不協和
中には悪意をもって、否定をしてくる人もいなくはないですが、ほとんどの場合は、悪意なく否定をします。
その理由の多くは、
「自分の価値観や常識から逸脱していること(一般的ではないこと)」
に直面すると、違和感を感じる心理(認知的不協和の理論)が働くためです。
例えば、税理士として資格を取って開業する!ということであれば、国家資格で独占業務があるということもあるし、うまくいっている人もいっぱいいるので、イメージしやすいため、否定はされにくいです。
ですが、例えば、キャリアコンサルタント(キャリコン)として独立するとなると話は別。
あまりキャリコンとして独立してうまくいっている話は聞かないし、うまくいくイメージも持てない人が多い。
なので、「そんなの無理だよ」と否定されやすくなります。
ドリームキラーへの対処法
これと同様に、FPとして独立するということについても、まだまだ一般的ではありません。
なので、きっと、あなたが周りの人に話をしたときに、ドリームキラーによって否定されて、自信を失ったり、反発心が生まれた経験があるはずです。
ですが、ドリームキラーの多くは悪意をもっているわけではありません。
ただ単に、一般的ではないから、自分の想像できる範疇にないから、【悪意なく否定してしまっているだけ】です。
なので、ドリームキラーに直面したときに、最も重要なことは、
「否定されたとしても気にしない」
ということ。
これがとても大事。
とはいえ、否定され続けると、心が折れてしまいますよね。
なので、あまりにも強く否定してくる人に対しては、あなたの夢について話さないのが一番です。
特に、悪意を持って否定してくる人には近づかないようにしましょう。
自分を否定しないように注意
そして、このドリームキラーについて、もう1つ気をつけたほうがいいのが、
「自分が自分に対してのドリームキラーにならないこと」
です。
例えば、ブログを初めてやろうとする時に、「やったことがないから、難しいかも」と考えてしまうことは、
「自分に対して、ドリームキラーを発動している状態」
です。
そうではなく、まずは、「必ずうまくいく方法があるから、まずはやってみよう」という精神を持つ。
そうすれば、行動につながりやすくなります。
自分が自分にドリームキラーを発動してしまうと、すごくもったいないので、ここも気をつけておきましょう。
必ず実現できると信じて行動する
というわけで、今日はドリームキラーの話でした。
繰り返しになりますが、人間の心理の構造上、夢、やりたいこと、実現したいことなどの話をすると、必ず否定する人がいます。
ですが、それは多くの場合、悪意を持ってやっているわけではありませんし、ただ一般的ではいから否定しているだけです。
周りの人から、「FPとして独立してもうまいかないよ!」などと言われることも多いと思いますが、実際にはうまくいう方法はたくさんあります。
なので、真に受けることなく、あなたの信念に従って、行動をしてください。
必ず実現できる!と信じて行動していれば、その実現方法が見えるようになっていきますので。
なお、ドリームキラーへの対処法は、今日お伝えしたこと以外にも色々とあります。
より詳しく知りたいと思ったら、ネット上にも色々と掲載されていますので、「ドリームキラー 対処法」などと検索をしてみてください。
あなたの夢の実現を、これからも、心から応援しています。