「今日は珍しく行列がない!」
新宿の私のオフィス近くに
いつも行列のラーメン屋があります。
お昼や夜はもちろん、
夕方の3時や4時でも行列。
凄い人気店だなと思って、
飲食店の口コミサイト「食べログ」
を調べてみたら、評価もとても高い。
私は、並ぶのが苦手なので、
今まで一度も行ったことが
ありませんでしたが、
この日は、お昼過ぎなのに、
行列がなかったため、
入ってみることにしました。
そこで、行列の秘密の1つに
遭遇することになります。
それは、、、
女性店員さんの一言
階段を上ってお店に入ると、
「いらっしゃいませ~」
店長らしき30代の男性、
ホール担当の20代の女性が
元気よく出迎えてくれます。
席は埋まっていますが、
他に待っている人はいません。
「ラーメンがいいかな、
つけ麺がいいかな。」
迷いながら、食券の販売機の
前に立っていると、
女性店員さんが、
「ただいま満席ですので、食券を
お買い求めになりましたら、一旦
外に出て、並んでお待ちください」
店内で待てそうなスペースもあった
ので、少しびっくりしましたが、
店外で並んでみて、
「なるほど」
と思いました。
ラーメン屋の工夫
このラーメン屋が本当に
意図的にやっているかどうかは
わかりませんが、
もし、店内に並ぶシステムにすると、
店外に行列ができている時間は
短くなりますよね。
そうすると、
「行列ができている人気のお店だ」
と認識する通行人が減り、PR効果も
小さくなるでしょう。
ラーメン屋の前は、
1分間に20人ほどが通る、
通行人が多い通りです。
そのため、行列状態の
時間を長くすればするほど、
「行列ができている人気の
ラーメン屋なんだ」
と多くの人が感じます。
私は、
「人気度を伝える
上手な工夫をしているな」
そんな印象を受けました。
行列状態を見込客に知らせる
このラーメン屋のように、
FPのあなたも同様の
工夫ができます。
もし、ラーメン屋が店内に
行列を作っていたら、
通行人は店内を覗き込まない限り、
「行列がある人気店だ」
とは思いません。
通行人に見える所に、行列が
あるから、人気に気付くのです。
面談予定が埋まり続けている
FPはそれほど多くはないかも
しれません。
でも、面談予定が集中する時って
ありますよね。
そんな時、例えば、
ホームページやSNSに、
「お客様からの面談予約が集中している
ため、〇月〇日まで新規お申込みを
お受けすることができません」
などと書くと、行列状態を
閲覧者(見込客)にお知らせ
することができます。
結果、あなたの価値が伝わる
1つのチャンスになります。
もし、あなたが安定的にお客様を
集客したいなら、、、
「あなたの価値をお客様に伝えること」
を、いつも心がけてみては
いかがでしょうか?