フィーの時代が確実にやってきている

中西雅司

先週は、お盆休みをいただきましたので、2週間ぶりの投稿です。

あなたは、どんなお盆を過ごしましたか?

私は、外出しにくい状況もあるので、ほぼ家で過ごしました。

お盆の前半は、テレビでオリンピック漬けの毎日。

夜は、小樽の白ワインを飲みながら。

時には、昼にも飲みながら笑

なので、仕事が全然進みませんでしたね。

お盆の後半は、アマゾンプライムで名探偵コナンを見たり、

youtubeで大谷翔平選手の動画を見たり、という感じです。

早く自由に旅行に行ったり、飲み会をしたりしたいですが、

しばらく難しそうな感じなので、未来の楽しみにとっておきたいと思います。

さて、、、話は変わりますが、

私もお盆に見ていたyoutubeですが、本当に多くの人が見るようになりましたね。

それと同時に、最近、youtubeの広告で、あるものが増えてきました。

youtubeプレミアムの広告

それは、、、

「お金を払えば、youtubeの広告がなくなりますよ」

という広告。

「いつでもどこでも楽しみが途切れない」

というキャッチコピーが印象的です。

あなたも一度は見たことがあるかもしれませんね。

youtubeプレミアムをおすすめする広告です。

これをみて、私が感じたのは、

「youtubeもFPと同じ動きをしている」

ということ。

youtubeの収益モデル

どういうことかというと、、、

youtubeの収益モデルは、広告収入。

視聴者が広告を見ることによって、収益が上がります。

広告主が広告を出してくれているから、収益が上がっています。

つまり、これは、

「広告主に収益を依存している状態」

ですよね。

あまり良くない状態です。

なぜなら、広告を出してくれる会社を、探し続けないといけませんし、

広告を出してくれる会社が減ってしまうと、収益が減少してしまうからです。

決して安定的とは言えないモデルですよね。

でも、

有料化して、消費者から直接収益を上げる形に変えれば、広告主への依存状態が解消することができます。

結果、ビジネスとしては安定しますし、リスクも小さくなります。

なぜFPと同じ動きなのか

この、

「広告収入→有料化」

の動きが、

FPにおける、

「コミッション→フィー」

に動きが似ているなと思ったのです。

なぜなら、

FPも保険の販売の結果として得られるコミッションは、保険会社に依存をしている状態。

コミッションの額や割合は、保険会社が決めることができます。

実際、FPの方から、

「保険会社都合で、コミッションの割合を下げられてしまうことがある」

という話も聞いたことがあります。

でも、一方で、フィーは原則として、直接お客さまから受け取ります。

なので、自分でコントロールすることが可能となります。

金額も自分で決めることができます。

安すぎるなと思ったら、自分で価格を上げることができるのです。

フィービジネスの大きなメリット

つまり、

「コミッション→フィー」

に移行をすることで、

ビジネスの安定性が増すと言えます。

FPがフィーでビジネスができるようになるということ。

それにより、もちろん、

・お客さまとの利益相反の状態を避けることができる

・結果として、お客さま利益を追求しやすくなる

という大きなメリットがあります。

でも、それだけではありません。

今日お伝えしたような、

「ビジネスの安定」

という大きなメリットもありますので、ぜひ認識をしておいてください。

私たちFPへの追い風

youtubeだけではなく、社会全体として、

「サービスの有料化の流れ」

は確実に増えてきています。

これは、私たちFPにとっては、確実に追い風です。

なぜなら、

「サービスにお金を払う」

ということに対して、消費者が慣れてきているからです。

この追い風も活かしながら、あなたのFPビジネスを着実に発展させていってくださいね。

これからもあなたの活躍を応援していますね。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

関連記事