つくばの自宅より
執筆者:石塚 駿平
月額55万の顧問契約を受注したFPがいる。
そう聞いたら、あなたはどう思いますか?
「まさか、そんなの無理でしょう?」
と思うかもしれません。
ですが、これは本当の話です。
僕の周りにいるとあるFPが、最近このような大きな成果を上げたと報告してくれました。
この方は、法人顧問FPプロジェクトという、月額10〜20万円の顧問料を実現することを目標としたプロジェクトのメンバーの方です。
1年単位のプロジェクトで、2023年から0期、1期、2期と続いているのですが、次々と実績報告が届いており、大きな可能性を感じるプロジェクトです。
12月に第3期の説明会を兼ねたプレセミナーを開催する予定なので、来週にはご案内ができると思うのですがそれは一旦置いといて・・・
この成果報告が上がったときは、僕も含めみんな驚きを隠せませんでした。
超高単価を実現できた理由
法人顧問FPというのは、法人経営者の個人の資産と法人の資産を両輪で考え、顧客の望む人生のゴールに到達する為の伴走を行うFPです。
この価値をしっかりと伝えることができれば、月額10〜20万円の顧問料をもらうことができます。
プロジェクトではその方法を教えているのですが、たまに主催者以上の成果を上げる人がいるんですよね・・・
その中の1人がそのFPの方なのですが、月額55万というのは想定外です。
どうやってそれを実現したのか?
という話ですが、法人顧問FPの内容に加えて、独自の強みを活かしながら資金調達や売上アップの方向で付加価値を付けていったのです。
特に力を入れたのは資金調達の部分で、銀行融資を引き出す為の動きを社長の代わりにやってあげるということを提案し、実行できたのが大きかったようです。
驚きの事実
ただ、驚きなのはそのFPの方は資金調達の専門家でもなんでもなかったことです。
提案をした時にそのスキルはなく、なんと言って社長に提案したかというと
「近い内にできるようになっている予定なんで、楽しみにしていてください。」
と言ったのです。
これ、驚きですよね。
それを言ったあとにそのFPの方は、提案した内容を本当に実行できるように勉強しながら行動を起こしました。
その結果・・・
提案した内容がうまくいき、月額55万の顧問契約でも長く続いていきそうな感触を得ているそうです。
ただ、提案をした後の期間、今年のお盆くらいだったそうですが、その時は精神的にまあまあ負荷がかかったと言っていました。
FPビジネス成功までの最短距離
この実績報告には、個人的には痺れましたね。
月額55万というと、ほとんどのコンサルタントや専門家も実現できない額だと思います。
専門知識がない状態から、数カ月でそういった人たちをゴボウ抜きし、かなりの高単価の案件を受注できたというのは、称賛に値するでしょう。
この事例を見ると、
『勉強をして知識やスキルを身に付けてから案件を受注する』
という順番よりも、
『案件を受注してから勉強して知識やスキルを身に付ける』
ほうが、圧倒的に効率的だということがわかります。
案件を受注したら、顧客が必要なことも的確に把握できますからね。
無限の可能性がFPにはある
また、このFPの方とは最近1対1でお話をさせて頂き、詳しい内容もお伺いすることができました。
話を聞くと、月額55万の他にも高単価で受注できている顧問先があり、ゆくゆくは月額55万での契約を増やしていけそうなビジョンが描けているそうです。
また、直近で有望な見込み客もいるそうで、将来は明るそうです。
FPとして法人の顧問に入れるようになると、無限の可能性が広がっていると感じました。
しかも、話を聞くとものすごい専門的なことをやっているように聞こえるかもしれませんが、やっていることはそんなに難しくないんですよね。
僕でも実行できるようなレベルの話で、FPの方であれば少し勉強すればみんなできるのではないかと思います。
この事例は、FPとして成果を出す為に大事なのは知識ではなく、行動力であることを示す良い事例ですね。
そして、FPの持つ無限の可能性を示す事例とも言えます。
P.S.
来週からご案内予定の法人顧問FPプロジェクトのプレセミナーでは、この内容についても少し触れたいと思います。
法人を顧客にして、FPとしてフィーのレベルを引き上げたいと考えているのであれば、ぜひプレセミナーに参加ください。