さよなら、集客ゼロの恐怖

昆知宏

国が音頭をとっている小規模事業者持続化補助金を先日申請しました。

※持続化給付金ではありません。

ざっくりいうとFPの場合、
非対面ビジネスへの投資に対して
最大100万円の補助が出る。

こういう感じです。

第3次募集は8月7日で締め切りましたが、
最終の第4次募集は10月2日が締め切りだ
そうなので興味がある人は
調べてみて下さい。

採択されるかはまだ分かりませんが、
現在必須である非対面ビジネス投資への

強化をわずかな自己資金でできるのは
間違いなく魅力的なことかと思います。

同時に申し込めるコロナ対策備品補助金で
アクリルパネルを設置したり、

高性能な空気清浄機を購入したり、
アルコール消毒喚起看板を設置したりと
本格的に弊社もコロナシフトとなってきました。

お客様あっての相談ビジネスですから
こういったことはやはり大事ですよね。

非対面ビジネスの強化とは?

とはいえ、私は現状相談を非対面でする予定はありません。
やはり会ったことない人とコンサルティング契約したり
具合的なアドバイスをするのはなんかしっくり
こないからです。

時代遅れかもしれませんが、私がやりにくいと
思っている以上仕方ありません。

しかし、私はある一部分は非対面に置き換えても
いいかなというかもうそうしようと思っていることがあります。

それは集客です。

コロナ前は立派な会場を押さえて、
後援に信頼性のあるメディアについてもらう

セミナーが私の鉄板集客スタイルだったのですが
このご時世そういうセミナーはまだ再開できる
雰囲気がありません。

であれば、もうそれは諦めて集客を完全オンライン。
セミナーも完全オンラインに切り替えようと思ったのです。

もちろんこれは補助金の趣旨にも合致しているので
申請できる対象となります。

さよならゼロの恐怖

この方法で感じている一番のメリットがあります。

それはセミナー集客0組の恐怖がなくなったということです。

リアルな会場を押さえて、広告費もかけてセミナーを
告知する場合集客が何組かって一番気になりますよね。

例えばキャパが50組の会場を押さえながら、
全然人が入らない...なんてこともなくはありません。

あなたも経験がありませんか?

最悪0組だってあり得ます。

もしくは立派な会場で1組、2組ってのも
なんだかやりにくいですよね。

しかしオンラインですればこれはもう関係ありません。

会場を押さえるコストがなくなるし、
参加者が0組でも1組でも関係ないのです。

これは個人的にはかなり心理的に楽に感じました。

集客はあってもなくてもどっちでもいいから、
毎週セミナーを企画したり

毎週土曜日は恒例セミナーとかも企画できます。

ゼロの恐怖がないのでやりたい放題なわけです。

オンラインセミナーが一般的な時代

コロナ前はオンラインセミナーの
集客は対個人ではかなりハードルが高いものでした。

対法人ならまだしもセミナーを
オンラインで受けるという文化は
あまりなかったですよね。

しかし今は在宅ワークで日ごろの仕事そのものを
オンラインでこなしている人が増えて、

例えばZOOMでするにしても以前よりも
格段にハードルが下がっています。

よく考えてみればこれはめちゃくちゃチャンスですよね。

インターネット上のマーケティングに
特化すればいいわけですから、

戦略や広告費のかけかたもあれこれ
考える必要がなくなります。

この流れは今後も変わるとは思えず、
従来の広告代理店やイベンターなどは
苦しい展開が予想されます。

一方で資金力があまりない小規模事業者も
ネット戦略と頭脳を駆使すれば、

前よりもかなり戦いやすくなったというのは
やはりチャンス以外の何物でもないでしょう。

手元資金がない人も補助金を使って
仕掛けることができる昨今、
こういうのは早く仕掛けた者勝ち。

これに尽きるわけです。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

関連記事