成果の出ない自己紹介をしていませんか?

昆知宏

セミナー中にあなたはどのように
自己紹介をしますか?

自己紹介というと今までの経歴とか
独立した経緯とかのお話をする方が
一般的ですよね。

私もセミナーのスライドを今新しく
作っていて何気なくやっていたら

・開業してから何年目
・これまでの相談者の方は何組くらい

そんな感じのノリで自然にスライドを作成
していました。

ただ自分で作っていてなんかこの自己紹介
部分がしっくりこないというか
なんだか魅力的でないただの自己紹介に
なっていることに気付きました。

そこを石塚さんに相談したところ、

「そういう感じではなくてこういう感じに
したほうがいいですね。」

と明確なアドバイスをもらい一気に
自己紹介が激変。

さて、いったい何をしたのでしょうか?

話をするのにふさわしい人物かの証明

自己紹介って今までの経歴をダラダラと
話していくのではなくて、

大事なところは参加者が

「この人の話は聞く価値がありそうだ。」

と思ってもらうことが目的。

となると独立した経緯とかそういうことよりも
はじめにストレートにこの人の話は
聞く価値がありそうだと思ってもらう必要が
あります。

私のファーストスライドではそのあたりの
アプローチがまるっと抜けてしまっていました。

何をすればよいかというと、
あなたが自分で自分のことを語るよりも
第三者からの実績を証明したほうが
圧倒的に早いし伝わるということです。

社会的権威は示せているか?

ここで大事になっているワードが、「権威」。

権威ってなんだかエラそうな言葉ですよね。

言葉の意味は、

「専門の知識・技術について、その方面で最高の人だと一般に認められている人。」

ということです。

では、問題です。

これを証明するにはどうすれば良いでしょうか?

答えは、新聞や雑誌・テレビなどの掲載実績を
事実として淡々と語るということです。

新聞社でコラムを書いている(いた)
TV出演している(いた)
雑誌の記事を監修している(いた)
金融機関の講師をしている(いた)

こういう事実を淡々と語っていった方が
自分の言葉でああだこうだ言うよりも
圧倒的に分かりやすいし響きます。

またこういう実績がないという人は、
お金を払ってでもその事実を作ることから
始めると良いというわけです。

恥ずかしがらなくてもよい

こんな大事なことを私は最新のスライドで
頭から抜け落ちてしまっていたのは
どうしてでしょうか?

それは、”照れ””遠慮”です。

自分でセミナーで自分すごいでしょ!
すごいんですよ!

というノリがなんか苦手でかえって
回りくどい遠まわしの自己表現に
なってしまっていたのです。

自分をアピールする場で遠慮しているのは
元々の性格によるものだと思いますが
(そういう方、きっと多いですよね)

少なくともセミナー講師という演者に
なるのであれば、

「まったくもって無意味!!」

というわけなのです。

ビジネスにおいての自己紹介は、
遠慮せずにガツガツいかないといけない。

出来ている人には当たり前なのですが、
ちょっと遠慮しがちになってしまう

あなたにとってはこれはとても
有益なアドバイスになると思います!

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

関連記事