先輩が刑務所に入った

fprise | マーケティング

石塚駿平

この前、東京メトロの駅を
歩いていたらある広告が
目に飛び込んできました。

『先輩が、刑務所に入った』

という広告です。

ちょっと衝撃的ですよね。

一体何なんだろうと思ったので、
思わず足を止めて内容を
見てしまいました。

最初は、

「誰かの先輩が何か悪いこと
して刑務所に入ったのか?」

と思ったのですが、、、

その内容は、思っていたもの
とは違うものでした。

しかし、それと同時に非常に
よくできたメッセージだと感じたのです。

それは、一体なぜか?

この広告の真意

実は、この広告は

「先輩が悪いことを
して刑務所に入った」

のではなく、

「先輩が刑務官として
刑務所で働き始めた」

というもので、法務省が
刑務官を募集するものでした。

なんというか、ちょっと
引っ掛けみたいな感じですね。

実際の広告はこんな感じです。

https://twitter.com/MOJ_HOUMU/status/1009636823172145154

直球勝負だったら?

この広告を見ると、真面目な人からは

「それなら、”刑務官募集”って
書けばいいんじゃないの?」

と言われるかもしれません。

しかし、それで関心は集まるでしょうか?

刑務官という職業は全く
意識したことはなかったですが、
正直イメージはよくないですよね。

そういった職業を直球で
アピールしても、見向きも
されないのは目に見えています。

しかし、こういった形で目を引く
メッセージを作ったことで、
興味を持つ人は確実に増えるはずです。

ちなみに、法務省がこういった
攻めた広告を出したという
事実はすごいですね。

お堅いイメージしかないですが、
そういった所でもマーケティング
的な要素を踏まえたメッセージを
出せるのが驚きでした。

きっと、優秀な人がいるのでしょう。

批判が多くても・・・

ちなみに、この刑務官募集の
広告には批判的な意見が多いようです。

引っ掛けっぽい感じなので、
当然といえば当然ですね。

そういった批判的な意見しか
表面的には見えないので、

「あまり良くない広告」

というイメージを持つかもしれません。

でも、こういった批判が
集まるようなメッセージは、

『多くの人に見られている証拠』

でもあります。

そして、ほとんどの人は
何か意見を書いたりしません。

この広告の本来の目的はより
多くの人に刑務官という職業に
興味をもらってもらうことなはずです。

そういった意味では、
この方法は成功している
可能性が高いと思います。

優秀なメッセージ

これは、マーケティング的な
目線でいうと、非常に良く
できた広告になっています。

見出し以外にも、

・ターゲットを明確にしている

・『給料が高い、安定している』
など、欲しい結果を明示している

・職業のイメージアップをしている

など、大事な要素をしっかりと盛り込んでいます。

これが、『刑務官募集』という
だけの広告だったら、訴求力は
大きく下がるはずです。

しかし、何よりも注目すべきは

『読み手の関心を引くこと』

に一番力を入れている点ですね。

どうやったら気付いてもらえる?

これは、FPビジネスでも
そっくりそのまま当てはまります。

例え素晴らしいサービスを
提供していても、

「ありきたりでつまらないメッセージ」

しか発信できていなかったら、
その他大勢の中に埋もれたままで
発見されずに終わってしまいます。

それでは、全く価値がないですよね。

そうなってしまわない為にはまず、

『気づいてもらうこと』

が大事になります。

その為には、”先輩が刑務所に入った”
のような、一目見るだけで

「え!それってどういうこと!?」

と思ってもらうようなメッセージを
作ることは非常に有効です。

繰り返しになりますが、
あなたがいかに素晴らしい
サービスを提供していても、、、

その存在に気づいてもらえ
なければ意味がありません。

もちろん、ウソを言ったり、
意図したものと違う伝わり方に
なってしまうのは問題です。

でも、あなたが持っている価値を
多くの人に届けたいと思うのなら・・・

この考え方は非常に役に立ちますよ。

ぜひ、どうやったら多くの人に
気づいてもらえるのか、考えてみて下さい。

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