お金をかけずに、利益を出しながら、宣伝する方法

自宅のオフィスより
執筆者:中西雅司
    

広告というのは一般的に、「お金を払って認知してもらうもの」ですよね。

Web広告を出す、テレビやラジオへのCMを流す、新聞の折り込みチラシ、電車の中づり広告などです。

いずれもお金を払って、自分たちを知ってもらうという構造です。

しかし先日、北海道に行った際に、お土産ショップを見ていて少し違う視点に気づきました。

それは、

「お金をかけずに、利益を出しながら、同時に宣伝もできる仕組みがある」

ということです。

お土産は広告でもある

北海道のお土産売場には、有名ラーメン店のラーメンや、スープカレーのレトルトなどが数多く並んでいます。

これらは当然、売れれば利益になります。

しかしそれ以上に重要なのは、「宣伝として機能している」という点です。

例えば、自分用としてお土産ラーメンを買った人は、自宅で食べながらその店名に触れます。

そこで、

「今度、札幌に行ったら、お店にも行ってみたい」

という気持ちが生まれることがあります。

また、お土産として人に渡せば、受け取った人にも店名が伝わります。

さらに、そもそも買わなかった人であっても、お土産売場を歩いているだけで店名を目にします。

つまりお土産は、

・買った人への宣伝
・もらった人への宣伝
・売場を見た人への宣伝

という複数の接点を同時に持っています。

利益を出しながら宣伝している

通常の広告は、費用を払って知ってもらうという構造ですよね。

一方でお土産は、商品が売れれば利益になります。

つまり構造としては、

「広告費を払うのではなく、商品を売りながら、宣伝もしている」

という状態です。

さらに、お土産商品は店舗での提供とは別の形で展開されているため、営業時間や席数の制約もありません。

実店舗に行かない人にも届くという意味で、商圏も広がっています。

FPにも応用できる考え方

この構造や考え方は、FPの仕事にも応用することが可能です。

例えば他社媒体での記事執筆です。

一般的に、他社媒体で執筆をする場合は、執筆料をいただくことができます。

報酬の額は、一般的には数万円程度になるので、執筆に使う労力や時間を考えると、割に合わない仕事になるケースも多いかもしれません。

ですが、仮に執筆料が高額でなくても、他社媒体での執筆には、

「お金をかけずに宣伝広告ができる」

という非常に大きなメリットがあります。

あるいは、ココナラやクラウドワークス、ランサーズなどのスキル販売サイトも同様です。

ご自身のサービスやコンテンツを掲載しておけば、利益を出しながら宣伝もできるという効果があります。

実際の申込がなくても、プロフィールを見た人には認知として残りますよね。

その時は申込につながらなくても、今度何か困ったときに、あなたのことを思い出してくれる可能性が高まります。

広告の発想を少し変えてみる

私たちは広告というと、「コストをかけて認知を得るもの」と考えがちです。

ですが今日お伝えしたように、コストをかけなくても宣伝はできます。場合によっては、利益を生みながら。

あなたの仕事においても、

「広告をどう出すか」だけでなく、

「利益を生みながら認知を広げる仕組みは作れないか」

という視点で考えてみると、新しい可能性が見えてくるかもしれません。

少しでも参考になればうれしいです。

あなたの活躍をこれからも応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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