世界一周して帰国します

早いもので海外に来てから1ヶ月以上が経ちました。

当初は2週間の予定だったのですが、予定が狂いまくりです。

元々は日本に帰ってからその後にカナダに行く予定だったのですが・・・

色々と調べていくうちに、

「もう直接カナダに行ったほうが良いんじゃないか?」

ということになり、なんとか入国もできそうなのでチケットを取ることにしました。

カナダに行った後に日本に戻るので、なんと世界一周コースです。

無事に行けるかな・・・?

旅程としては今いるポーランドからパリに移動。

パリからカナダに入り、カナダ国内で2回乗り換えをする予定になりました。

何事もなく無事に行けるといいのですが・・・。

それにしても、元々の渡航先のイギリスから物価が安くて過ごしやすそうなポーランドに移動してから約2週間。

少し観光もしましたが、首都であるワルシャワがとても過ごしやすかったです。

新しいビルとヨーロッパの町並みが半々くらいで、ゴチャゴチャせずに小綺麗な感じ。

人も優しくて、英語が通じる人も多いです。

5つ星ホテルに泊まっても、1万5千円くらい。

東京ー大阪間の新幹線と同じような電車に乗っても一人5,000円。(しかも無料ドリンクサービス付き!)

スーパーに行ったら、ビールが安いもので1本100円くらい。

クリスマスに食べるような骨付きチキンが1個120円。しかも日本よりも格段においしい。豚肉も安くておいしい。

こんな感じで、かなり満足度の高い滞在ができました。

海外旅行の楽しみ方の変化

このような滞在をしていてふと感じたのですが、自分の

『海外旅行の楽しみ方』

というのが前と比べてだいぶ変わったような気がします。

最初の頃は、有名な観光名所を訪れるのが一番楽しかったです。

例えば、バルセロナのサグラダ・ファミリア、ローマのコロッセオ、ロンドンのバッキンガム宮殿、パリのノートルダム大聖堂。

こういった誰もが知っていて、旅行のパンフレットに載っているようなものを見るのがメインでした。

もちろん、これは非常に楽しかったです。

「これが本物か!」

と、今まで空想の世界でしかなかったものが、現実のものとして感じられるのは心が踊りますね。

しかし、しばらくすると心境に変化が訪れます。

感動が薄れる

どんな変化かというと、有名な建物とか観光名所に行っても、

「まあ、写真で見たのと同じだよね」

という感じで感動が薄れてしまうのです。

なんというか、ただの確認作業というか、あまり感動しなくなってしまうんですよね。。

そうなってから重視するようにしたのは、

『現地でできる体験やアクティビティ』

をもっと楽しむということです。

現地の料理を学ぶとか、バーを渡り歩くイベントに参加したり、自然と触れ合うアクティビティに参加するとか、そんな感じですね。

これも、非常に楽しかったです。

モノにお金を払うのではなく、体験にお金を払う。

そうやって得たものはいつまでも良い思い出として残るものです。

次の興味

そうやって過ごしていくうちに、次には

「現地の人の考え方や、生活がどうなっているのか?」

ということに興味が向くようになりました。

例えば、税金が高い国に行ったらそのことについてどんな意見を持っているのかを聞くなど、自国の制度についてどう思っているのかを尋ねてみたりなどです。

日本で過ごしているだけでは全然気づきもしなかった外国内での対立や、文化・歴史の違いがわかったり・・・

5年、10年という短いスパンで大きく国の内情が変化している所があったりなど、色々な発見があって面白いです。

また、スーパーに行ってどんなものが食べられているのかを見るのも楽しいですね。

何が安く売られているのか?どんなタイプの食べ物の品揃えが豊富なのか?というのを見たり、今まで見たことがない食べ物を買って食べてみるのも楽しいです。

でも、人に勧めはしない

このように、僕個人の海外旅行の楽しみ方はだいぶ変化してきました。

その度に楽しみは増している気がしますし、まだ色々と旅行はしてみたいです。

ただ、もし海外旅行に行ったことがあまりない人に

「どの国に行って何をするのがおすすめですか?」

と聞かれたら、今の楽しみ方を伝えることはしないでしょう。そうではなくて、僕が最初の方にやっていた楽しみ方を伝えることになるはずです。

なぜかというと・・・

他の人は自分と同じ経験を積んでいる訳ではないからです。

FPも同じように進化する

なんでこんな話をするのか?

ということですが、これはFPがやってしまいがちな間違いだからです。

FPがお金のことについて学んでいくと、知識はだんだんと進化していきます。

その過程で、最初の方に価値を感じていた考え方や方法の重要性が低くなってしまうということがなぜか起きてしまいます。

最初の驚きを忘れて、

「それ?もちろん当然だよね」

という感じになってしまうのです。

でも、あなたが初めて会うお客さんの知識は、基本的には進化しません。

あなたがお金のことについて学ぶ前の状態と同じレベルであることがほとんどです。

であれば、自分にとって旬で楽しい話をするのではなくて、その人にとって一番楽しい話をするのが正解ですよね。

お客さんの興味に合っているか?

自分の専門分野というのは、進化していくものです。

一方で、一般のお客さんというのは基本的には進化しません。

あなたと付き合うことで初めて、徐々に進化していくものです。

このことを忘れてしまうと、今自分の中で一番熱いトピックを話してしまい、お客さんが置いてけぼりになるということが起こってしまいます。

そうならないように、自分とお客さんの間にズレがないか?

ぜひ確認してみてくださいね。

これは、定期的に立ち止まって振り返る価値のあるポイントです。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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