車での移動中。
久しぶりにFMラジオを付けてみました。
いつもはお気に入りの音楽か、
教材を流すことが多いのですが
なんとなくFMラジオのスイッチを
入れて地元のFM局にチューニング
を合わすと、懐かしい声が聞こえてきました。
以前にルートセールスを
していたときの営業車の移動中、
一日中ずっとFMラジオをつけていたからです。
・・・あのDJまだやっていたんだ!・・・
・・・コーナーもあの時と一緒じゃん笑かわってねーなー・・・
・・・なんか聞いたことあるラジオネームの人がまだいる笑・・・
なんて当時の記憶を思い出し、
時は流れたなあという思いに浸りました。
相変わらず、くだらない話してんなーと
思いつつもついつい聴き入ってしまう。
聴き入ってはいるものの、
30分後にDJが話していたことを話してください!
なんて言われたら100%話せません。
特に中身のない話が多いからです。
そして次の瞬間”ピン“ときます。
そうか!
DJは自動集客の天才だったんだ!
継続して発信する破壊力
DJも番組もコーナーも何年間も変わってない。
でも継続してリスナーはついている。
そして新規リスナーも増えている。
そして久しぶりに聞いても
ついつい面白く聞いてしまいます。
特に中身があるわけでもないのに・・・(失礼!)
実際話している内容のほとんどは、
DJのパーソナルなことです。
最近ジムで鍛えてますとか、
おいしいフレンチ見つけましたーとか、
マラソン出ようと思ってますーとか、
新しい居酒屋開拓しましたーとか、
こんな感じで、あとはリスナーから来た
おちゃらけた質問に、ちょっと笑いを
入れて適当に流しているだけなのです。
でも、、、面白い。
特に運転中など他に集中している
ものがあるときには、むしろ
そのほうが話が頭に入ってきます。
そしてそのDJがどういう人物なのかが
分かり、次第に親近感を抱いてきます。
これが週に2、3回とか定期的だとしたら、
DJのことを知り尽くしてしまうと思います。
下手すりゃ自分の奥さんのことよりも、
そのDJのことを知っているくらいです。
中身のある話は聞けない
たぶんFMラジオからなにかの拍子に
放送大学にチューニングが変わったら、
100%聞けません。
自分に興味がある話ならまだしも、
全く分からないことを専門的に
言われても眠くなる 。
運転中は生死に関わる問題です。
FPの方がたまにブログで、
マニアックなことを書きすぎている人がいます。
プロから見ても内容が難しすぎて、
よく分からない感じの内容です。
これって100%見込み顧客に、
伝えたいメッセージが伝わっていません。
そう、まさに放送大学なんです。
これとは正反対のライトな話題は聞けます。
聞くというより耳に入ってくる感覚です。
きっとあなたのホームページを見て、
相談しようかどうかを迷っている人は、
相談しようと思っているのだが、
どんな人か分からず怖く一歩踏み出せない。
内容が自分に合ってそうなのだけど、
どんな人なのかが分からない。
この時、ブログでパーソナリティが
ちょっと分かっていれば、
「安心したから相談いこ!」
ってなります。
FMラジオのDJはきっとこんな感じです。
こうやって継続的にDJのことを
知ってくると、他人のような気が
しなくなります。
だから、イベントの告知などが
あると行ってみたくなります。
DJがたまに企画するイベントは盛り上がりますよね。
「あの人のイベントだから」
「あの人と直接会える機会だから」
こう思って来る人がたくさんいます。
しかもコアなファンだけが
来てくれるので、お互いに楽しいはずです。
そしてそのときにはじめて、
真面目な話をすればいいのです。
放送大学を流しても聞いてくれるようになる!
(これってすごいことですよ!!)
こういう関係を築けたときに、
集客は自動化し、
しかもいい顧客がつきます。
ああ、すごいなあと思いました。
セミナーで集客するとき、
こういう関係性が理想だなって。
あなたの情報発信はどっち?
FMラジオなのか?
放送大学なのか?
私たちが自動集客を望むのなら、
○○大学の○○教授ではなく。
人気DJを目指すべきですよね。
情報を“一方的に伝える”のではなくて、
あなたというフィルターを通して、
人に“話をする”ことがDJの仕事です!
これ、私たちも早速生かせる部分が多いと思います。