何をやるにしても、
『飲み込みが早くて、
すぐにできるようになる人』
と、
『できるようになるまでに
時間や労力がかかる人』
が存在しますよね。
例えば、野球だったらちょっと
教えただけでヒットを何本も
打てるようになる人がいます。
一方で、ヒットを打つ為に人一倍
一生懸命練習しないといけない人もいます。
(それにしても最近、ハーフの
アスリートの活躍が目立ちますね。
体つきもさることながら、きっと
運動のセンスも抜群なんでしょう。。)
これは、スポーツ全般にも言える
ことですし、勉強、ボードゲーム、
音楽、料理などなど・・・
全てに共通して言えることですよね。
マーケティングのセンス
そして、この『センス』は
マーケティングにも存在します。
僕がこれまで会ったFPの方でも、
「この人はセンスがあるから
すぐに上手くいくだろうな」
と思う人もいれば、
「この人はセンスがないから
かなり苦労するだろうな」
と思う人もいました。
こういうのは、少し話して
みれば意外とすぐにわかります。
こう話すと、
「じゃあ、そのマーケティングの
センスって一体何なの?」
という声が聞こえてきそうなので、
今回はこの話をしたいと思います。
視点の違い
センスのない人は、
短期的な視点で考えます。
センスのある人は、
長期的な視点で考えます。
例えば、ホームページを作る時。
短期的な視点を持っている人は、
「なるべく安く作りたい」
「すぐに結果を出したい」
と考えます。
そして、結果として集客効果が
低いホームページを作ってしまい、
集客ができないから諦める、、
ということになってしまいがちです。
しかし、長期的な視点を持っている人は、
「長期的なリターンがあるので
あればお金を投資しても大丈夫」
「コストを回収するまでにある
程度の時間がかかっても構わない」
と考えます。
その結果として、集客効果の
高いホームページに育っていく
可能性が高くなります。
資産を作る意識
センスのない人は、
一回限りで終わってしまう
ことにお金を使います。
センスのある人は、
繰り返し何度も使える
ことにお金を使います。
これは、
「マーケティグ資産を作る」
ということを意識しているかどうかですね。
例えば、お客様の声や、
メディア掲載実績などは、
信頼性を確立する為の要素として
繰り返し使うことが可能です。
こういった資産を積み上げていくと、
どんどんマーケティングの効率が上がります。
マーケティングのセンスのある人は、
こういった資産を活用してどんどん
集客を楽にしていくことができます。
目線の違い
センスのない人は、
自分目線で考えます。
センスのある人は、
お客さんの目線で考えます。
これは、非常に重要なポイントですね。
自分の考えを押し付けるだけでは、
マーケティングは上手くいきません。
自分のお客さんのことを理解し、
その人たちが欲しがっているものを
提供して始めて歯車が回り始めます。
ちなみに、ほとんどの人は
『一回自分でやってみて失敗し、
本やセミナー等で学んで改善をする』
というプロセスをたどります。
マーケティングセンスのある人は、
こういうことを自然に理解して
実行できる人ですね。
学びの違い
センスのない人は、
学んだだけで満足します。
センスのある人は、
学んだことをすぐに実行します。
いくら本やセミナーで学んでも、
実行しなければ意味がありません。
そして、ほとんどの人はノウハウを
学んでも実行しないんですよね・・・
そういう人に限って、
「これ、もう知ってるよ」
とか不満を言ったりします。
一方で、センスのある人は
6割7割くらいの完成度でも
学んだことをすぐに実行します。
そうすると、いずれ結果が出るんですよね。
もし結果が思ったより悪かった
としても、そこから学びを得たり、
改善をどんどんしていくことで、
早いスピードで成長していきます。
そして、すぐに"成功している"
レベルまで上がることができるのです。
マーティングのセンスは後天的
以上、「マーケティングのセンス」
について話をしてみました。
そして、もしかしたらあなたは
気付いたかもしれませんが、、、
このセンスというのは、
スポーツのセンスと違って
『先天的なもの』
ではありません。
考え方を自分の脳に
インストールすることで、
センスを高めることができます。
何も言われずに自分でできる人も
いますが、そうでなくても
諦める必要は全くないのです。
なので、もし上で挙げた考え方の
中でできていないものがあれば、
これから自分のものにして下さい。
そうすれば、マーケティングの
センスを上げることができますよ。