見込み客を無限に生み出す発想法

石塚駿平

今回はタイトルにもある通り

『無限の見込み客を作る発想法』

についてお伝えして行きます。

なかなかこういった発想を
できている人はいませんが・・・

一回できてしまうと簡単に
見込み客に会うことができ、、、

さらにその先の展開にも
繋がる可能性を持った発想法です。

しかも、飛び込みのように
相手に嫌がられることもありません。

ターゲットが喜ぶ仕掛けを作る

では、一体それはどういう発想なのか?

ということですが、
この発想法の核になるのは

『相手が喜んで自分に会って
もらえるような仕掛けを作る』

という考えです。

これができてしまえば、今までは
”有望な見込み客"ではなかった人たちが、

まるで盤面にあるオセロの石が
一気にひっくり変えるように

『有望な見込み客』

に変わっていくのです。

どういうことか?

ただ、これだけだと意味が
わかりづらいので、具体的な
例を挙げて説明していきましょう。

例えば、

『相手が喜んで自分に
会ってもらえるような仕掛け』

として挙げられるのは、

『無料で登録ができるポータルサイト』

があります。

例えば、地域の介護施設を掲載した
ポータルサイトを作成し、
こうアプローチをするのです。

『私は今、この地域介護施設を集めた
ポータルサイトを持っています。

“地域の介護施設を
誰でも簡単に探せるように"

と考えて作っているのですが、
掲載にご協力頂けないでしょうか?

登録には一切お金がかからず、
その後も一切費用は発生しません。

また、サイトに掲載することで
地域での認知度が増し、入居者様を
増やすことにも貢献できます。

掲載用の記事はこちらで作成を
しますので、一度詳しくお話が
できないでしょうか?』

こういった形です。

このように、

『無料で掲載ができるポータルサイト』

という仕掛けを持つことで、
相手に価値を提供することができます。

そうすれば、今までは聞く耳を
持たなかった人でも、

“ちょっと会ってみるか"

という気持ちにさせる
ことが可能なのです。

他の例

ポータルサイトを例に挙げましたが、
他のものでも構いません。

例えば、フリーペーパーへの
掲載という形でも構いませんね。

また、こういったアポ取りを
する上で活躍してくれる魔法の
言葉があります。

それは・・・

『取材』

という言葉です。

この言葉には大きな力があり、
他のアプローチはダメでも、

「取材させてくれませんか?」

という言葉には喜んで反応を
してくれる人は多いです。

“取材”と言われると、自分のことを
認められている気がしますからね。

アポを取ったらどうするの?

こういった形でアポを取ったら、
次にどうするかという話に移りましょう。

もちろん、ただ会って話を
するだけではいけません。

自然な形で自分のサービスを
アピールしていく必要があります。

では、どのタイミングが
良いかと言うと、相手が・・・

『なんでそんなことをしているの?』

と聞いてきた時です。

相手に価値を無料で提供していると、
この質問は必ずされます。

この流れを利用するのです。

例えば、介護施設の
場合はこんな感じです。

『実は、私は親の為に介護施設
を探したのですが、なかなか良い所を
見つけることができませんでした。

そこで、自分で

”こんなのがあったらいいな"

というサイトを形にしたかったのです。

また、私は相続の相談を
しているのですが、、

事前に対策をしていなかったり、
知識が乏しい為に損をしている
人はたくさんいます。

そういった方のお役に立つ為に、
早めに相続の対策を立てたり、知識を
お伝えしていこうと考えています。

対策を立てたり、適切な
知識を得ることで、

(具体的なメリットや実際の
お客さんの成果をここで伝える)

この介護施設のポータルサイトを
充実させれば、そのサイト内で
私自身を告知することができます。

そういった意図もあり、
このサイトを立ち上げたのです。』

こういう風に話を展開すると、
相手に自分のサービス内容や
そのメリットが自然に伝わります。

そして、その考えに相手が共感して
くれれば、まず最初にその人が
見込み客になります。

こういった話をしているうちに、

「実はうちも相続の
ことで悩んでててね・・・」

という形になるのはよくあることです。

また、その人の先にいる人たちに
対して、セミナー等を開催できる
ようになる可能性もあります。

ここを狙いに行くのです。

まとめ

では、ここまでの話を
まとめましょう。

①まず始めに誰にアプローチを
したいのかを決めます。

②アプローチしたい相手が決まったら、
その人が喜んでくれる仕掛けを考えて、
実際にその仕組みを作りましょう

③その仕掛けをもとに、
相手に実際に会って話をします

④話し合いの中で自然に自分の
サービスやメリット、理念を伝えます

⑤運が良ければ、その話し相手が
自分のお客さんになります

⑥その話し相手の先にいる人
(お客さん等)にアプローチできる
ようになる可能性があります

こういう流れです。

一番のポイントは、

『相手が喜んで会うことを受け
入れてくれる"仕掛け”を作る』

ということですね。

この発想を身につければ、
色んな人を”有望な見込み客”に
変えることができるようになります。

この考えを実行している人は
少ないですが、できている所は
儲けてる場合が多いですよ。

聞いた例では、、、

・地域の飲食店に対して”取材”という
形でアポを取り、そこから自然に
スマートフォンサイトの作成に繋げる

・大学の社会人向け講座のポータル
サイトを作り、その仕掛けを活かして
大学の顧客管理システム受注に繋げる

こんな例もあるそうです。

FPの場合は、自分のお客さんになる
可能性がある人が多いので、
こういった発想法は使いやすいです。

ぜひ、こういった発想も
取り入れてみて下さい。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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