メールが長い・・・
今、とあるFPの方のメールを添削しています。
『メール講座の登録ありがとうございました』
という、登録後に自動的に
返信されるメールです。
そしてこのメール、
なんと2700文字くらいになりました。
メルマガ等を登録した後の
メールというのは、
「ご登録ありがとうございました。
これからメールをお送りしますので、
楽しみにしていて下さいね。」
くらいで終わるのが普通です。
でも、今作っているメールは
そのようにさらっと流す感じではありません。
『なぜ、これからメールを
あなたにお届けするのか?』
『どんな内容をお届けするのか?』
『読み終わったらどうなるのか?』
ということを、熱い気持を込めて
長い文章で伝えるものになっています。
必ず出てくる反論
2700文字もの長さのメールを
送るという話をすると、
決まって出てくるのは
「そんな長い文章は誰も読まないよ」
という反論です。
確かに、長い文章は短い文章と
比べると読まれる可能性は低くなります。
「ご登録ありがとうございました。
これからメールをお送りしますので、
楽しみにしていて下さいね。」
とだけ書いた方が、
『みんなに読んでもらえる可能性』
は上がるでしょう。
でも、、、
忘れてはいけないことがあります。
それでは、私たちがメッセージを書くのは
『みんなに読んでもらうこと』
ではなく、
『読んでもらった人に相談の
申し込みをしてもらうこと』
だということです。
何を目指すのか?
この視点の違いは、決定的に重要です。
ここを間違ってしまうと、
『みんな読んでくれるけど、
誰も反応をしてくれない』
ということになってしまうからです。
あなたが目指しているものは、
こんなことではないですよね。
では、読んでもらった人に相談の
申し込みをしてもらう為には、
どう考えればいいのでしょうか?
それについて今から話をしようと思います。
全員に読んでもらう必要はない
まず、大事な考え方。
それは、
『全員に読んでもらう必要なんかない』
ということです。
100人の人がメール講座に登録
してくれたとして、その人たちは
全員顧客になる可能性はあるでしょうか?
答えはNOです。
そんなことは有り得ません。
何となく登録をした人もいるし、
あまり関心度が高くない人もいます。
その人たちは、あなたの所に
問合せをしてきません。
一方で、真剣にあなたの
話を聞きたい人もいます。
真剣に悩んでいたり、
熱心に情報を探している人です。
こういう人は、あなたのお客さんに
なる可能性の高い人ですね。
図にしてみると、こんな感じのイメージです。
(●が関心の低い人、○が関心の高い人)
●●●●●●●○○○
●●●●●●●○○○
●●●●●●●○○○
●●●●●●●○○○
●●●●●●●○○○
あなたがメッセージを伝える
べきなのは、この中の○の人です。
●の人には、そんなに一生懸命
メッセージを伝える必要はありません。
必要とされる情報量
ここで重要なのは、
○・・・より多くの情報が欲しい
●・・・あまり情報はいらない
と思っているという事実です。
なぜなら、関心の高い人ほど
多くの情報を求めているからです。
だから、最も多く相談の問合せを
獲得しようとするならば、多くの
情報量を出すのが最も効率的なのです。
「短い文章の方がいい」
というのは、○と●の人の違いを
考えずに、とりあえず読んでもらう
ことを目的にしてしまっているだけです。
そんな人の言うことは聞く必要はありません。
本当に必要としている人だけに、
しっかりと自分のメッセージを
伝えることが重要なのです。
これが、冒頭でお伝えした
メールの文字数が多くなった理由です。
あなたが書くべき文章
あなたの文章を、
全員に読んでもう必要なんてありません。
真剣に情報を探している
“本当の見込み客"
のことだけを考え、
その人にその人が欲しいだけ
十分な情報を発信すれば良いのです。
そして、それをやると必然的に
文章は長くなる傾向があります。
でも、それでOKです。
文章を書いている時には、
読み手をひとつの均質なまとまり
だと考えてしまいがちです。
でも、、、
読み手の中には、あなたのサービスに
強い興味を持っている人もいれば、
そうでない人もいます。
あなたが目指すべきなのは、
『とりあえずみんなに読んでもらえる文章』
ではありません。
『本当の見込み客が熱心に読んでくれる文章』
です。
メッセージを作る時は、
このことは絶対に忘れないで下さいね。