僕は以前、会社勤めをしていた時があります。
期間としては、新卒で入って1年と3ヶ月くらい。
短い期間ですが、小さい会社だったので色々な経験ができました。
そこでの経験が、今でも非常に役立っているのですが・・・
その中で学んだスキルの1つとして、
『ネット広告の運用スキル』
があります。
僕の上司だった人が、その会社のネット広告部門のトップだったのですが、、、
今は独立した会社として、ネット広告業界では存在感のある企業の社長になっています。
そういった環境で、僕もプロとしてネット広告を運用していた時期があります。
その経験から得た、
『プロだったからこそわかるネット広告の有効な活用方法』
について今回はお話していきたいと思います。
ネット広告の運用は難しそう・・・
ネット広告というのは複雑そうに感じますよね。
なんだか難しそうで、自分ではできなさそう・・・
そう感じる人も多いと思います。
実際の所、結構複雑です。
少し突っ込んだ設定をしようとすると、素人では難しいのが正直な所です。
FPの仕事をしながら本格的な広告運用をするのはあまり現実的ではありません。
低予算の場合、プロには依頼できない
そうなってくると選択肢として挙がるのは、
『プロに広告運用を依頼する』
という方法です。
しかし、この方法には問題があります。
それは、予算がある程度ではないとプロは依頼を受けたがらないという問題です。
FPの場合、月に広告費を何十万も使わないですよね。
中にはできる人もいるかもしれませんが、数万円を使うのが一般的だと思います。
しかし、広告運用のプロは、運用額が大きければ多いほど高い報酬を受け取ることができます。
基本的なのは、広告費の20%ですね。
なので、数万円しか使わないクライアントを取りたいとは思わないのです。
もし受けたとしても、例えば3万円の広告費に対して報酬が3〜5万になるので、費用対効果は悪くなります。
少数精鋭で広告を出す
そこで僕がお勧めする方法は、
『問い合わせの可能性の高いキーワードを狙って少数精鋭で広告を出す』
という方法です。
使う広告媒体としては、グーグル広告がお勧めです。
グーグル広告では、広告の出し方として
『指定したキーワードが検索された時に自分のホームページの広告を表示する』
という方法があります。
例えば、『ファイナンシャルプランナー』と検索した時に上に出てくる『広告』とついてるものがそうですね。
この広告というのは、
『広告がクリックされたら広告主がお金を払う』
という仕組みになっています。
人気のキーワードは狙わない
そして、検索される回数が多いほど、高いお金を払わなければいけません。
例えば、『住宅』とか『生命保険』などのキーワードの場合、1クリック300円以上になることも多いです。
大きなお金が動く『弁護士 離婚』などは1クリック1000円以上にもなるそうです。
こういったキーワードを狙うのは現実的ではないので、バッサリ切ります。
そうではなくて、
『検索される可能性が低いが、問い合わせに繋がりやすいキーワード』
を狙っていくのです。
FPが簡単に、低コストで集客をしたいのならこの戦略はぴったりはまります。
どんなキーワードを設定すればいいの?
例えば、『ライフプラン 相談』のようなキーワードは、めちゃくちゃ相談に繋がる可能性が高いです。
そして、こういったキーワードは1クリックあたりの単価が安いです。
30円〜40円くらいだと思います。
他にも、『FP 相談』というのも良いですね。
検索される可能性はかなり低いですが、問い合わせの可能性は高いです。
こういったキーワードを登録して網を張ることによって・・・
お金をかけずに問い合わせに繋がる可能性の高いアクセスを集めることができます。
詳しい説明は省きますが、登録するキーワードもたくさん増やさなければ設定もかなり楽になります。
多くの集客は見込めないが費用対効果は高い
この方法のデメリットは、問い合わせの数が大きく増える訳ではないことです。
そもそも検索のボリュームが少ない所を狙っているからです。
月に1件あるかどうかというレベルになるでしょう。
しかし、費用対効果はものすごく高くなります。
1件の問い合わせを獲得するのに数百円という場合も出てくるでしょう。
爆発的な効果はないにせよ、相談の申し込みが増えるのであれば嬉しいですよね。
この方法は、最初に設定をするのは面倒ですが、1回やってしまえばあとはほったらかしでも問題ありません。
定期的にどれくらいのお金が使われているかを確認するだけで十分でしょう。
プロに依頼したらできない方法
以上、簡単・低コストで集客できるネット広告テクニックを紹介しました。
この方法は、プロに運用を依頼したら実現できない方法です。
予算をたくさんとって広告を一気に出すという方法もありますが・・・
このように、数は少ないけども費用対効果の高い所に絞るというやり方もあります。
リスクが低く、効果が出やすい方法なので、検討してみる価値はあると思います。