顧客欲求の変化に対応できていますか?

昆知宏

2020年になりました。

子どもの頃、2020なんて数字を見ると
ずいぶん未来のことだなあ...

と思っていました。

実際今2020年を生きると、
なんかすごい未来にいるみたい。

2020年になってから私はなんか
ウズウズしています。

さてこんな未来を生きている我々(?)
ですが大きな価値観の変化が

起きていることはあなたは
ご存知でしたでしょうか?

特に若年層相手にビジネスを
されている方にとっては、
押さえておきべきポイントと
なります!

それは...

「失敗したくないマインドです。」

お得系コピーライティングが効かない?

あなたも相談者の方に対して、
より相談者がハッピーになって
もらうためにいろいろと
オファーを考えますよね。

「私に相談してくれると、
こうこうこういうメリットが
あります。」

という具合です。

FPはお金を取り扱うので、
最も分かりやすいのは純粋に

相談することによって〇〇円
得とするというコピーだと思います。

私も開業後は”お得系コピー”を
重視してきました。

ですけれども、

これは肌感覚なのですが、
最近この手のコピーって

あんまり効かなくなって
きているように思うのです。

まあ、説明が不十分ですと、
単純に怪しいですし、

これをいってはおしましですが
お得系の情報ってネットでも
入手することはでますよもんね。

もちろん今も”お得”は大事です。

しかしそれ以上に、

若い人は特に失敗を避けたい。

こういうふうに思っているようです。

失敗を避けたい系のコピー

ただここでご注意いただきたいのは、
”失敗を避けたい系”のコピーは
言葉としては弱くなりがちです。

例えば、

「あなたに寄り添って、
問題解決をします。」

では、ふわっとしすぎて、
あまり相談しようとは
思いませんよね。

寄り添ってというテーマは時代に
合っていてOKなのですが、

もっともっと具体的に
書かねばなりません。

早い話、語彙力です。

例えば資産運用ジャンルでは、

・マンツーマンレッスン

・ネット証券の口座開設をお手伝い

・ネット証券の操作方法をZoomで
いつでもご説明

・チャットフォロー1年対応

・つみたてNISA制度を一から、
個別でご説明

とか言葉にするとこんな感じです。

時代に合わせてオファーを変化させる

今年あたりから本格的にしなきゃ
だなあと私が思っているのは、

ランディングページの
複数パターンのテストです。

ランディングページは、
オファーを変えてABテストを
掛けやすいですし、

”お得”系に的を絞ったもの
”失敗しない”系に的を絞ったものでの

反応率の違いは読み取りやすいと
思います。

ただ....

ランディングページ作って、
ABテストをするって、

正直なところ、

「ハードル高いですよね。。。」

うん、私もそうです。

でもだからこそこの高いハードルを
乗り越えていくFPは少ないので、
そこにチャンスがあるように思います。

今はWEB周りの知識がなくても
ある程度のページは作成できる
無料ツールがありますからね。

私は今年いろいろやってみようかなと
思っています。

仮説が事実かは実験しないと
分かりませんが、

仮説が事実であれば、
多くの利益を得ることができる。

それは挑戦した人にしか掴めないもの。

もしあなたも個人的に気になっていたり
変えなければならないと思っていることが
あれば1日でもそれを実行に移し、

今の顧客の思考にフィットした
ビジネスを実行しましょう。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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