メルマガ記事の落とし穴

石塚駿平

最近外に出て、

『なんか少し暖かいな』

と思って気温を見てみたら−3℃でした。

人間の適応能力はすごいですね。

−10℃超えを何度も経験すると、体がすぐに慣れるみたいです。

話は変わりますが、最近気付いて衝撃的だったことがあります。

それは、今あなたが見ているこのFPライズのブログについてです。

FPライズでは、毎回メルマガの記事をアップしていますよね。

なので、記事数は相当な数になっています。

今見てみたら、881記事ありました。

これだけあれば、アクセスも相当なもの・・・

と思いますよね?

あれ、そんなことない?

ところが、実際に調べてみると、そんなことはありませんでした。

もちろん、ある程度の変動はあります。

ただ、大局的に見てみると横ばいなのです。

右肩上がり、という訳ではありません。

この結果にはちょっとびっくりしますよね。

この結果が示すもの

この結果が指し示しているのは、

『検索で上位に表示され続けるコンテンツと、そうでないコンテンツは違う』

ということです。

FPライズのメルマガでは、

・パーソナルな体験を交えた話
・気づきが得られる問いかけ
・ワンポイントアドバイス

など、どちらかというと、

『一口で消化できるコンテンツ』

が中心になっています。

そして、こういったコンテンツというのは、どうやら長期的にアクセスを集め続けるものとは違うようですね。

致命的な勘違い

僕はこれを体験してわかりましたが、ここを勘違いすると

『ブログ記事をたくさん書けばアクセスが集まるみたいだからとにかく書くぞ!』

と意気込むものの、やってもなかなか成果が出ないということになってしまう危険がありますね。

恐らくですが、新しいコンテンツ(ページ)を追加すると、少しの間は上位に表示されるけれどもそれが本当に質の高いものでなければ失速をするという感覚があります。

なので、頑張ってコンテンツを作っている間は大丈夫だけど、放ってくと順位はすぐに落ちる、ということになる感じですね。

じゃあ、どうすればいいの?

こうならない為に重要なのは、

『ユーザーを引きつける質の高いコンテンツ』

をしっかりと作ることです。

メルマガ記事のような単発のものではなく、時間が経っても風化しないような中身のあるコンテンツということです。

"質の高い”とは何か?

ということですが、簡単に言うと

「おー!このページに俺の知りたかったこと全部載ってるじゃん!!」

と思ってもらえるようなページですね。

最強の集客方法

この事実が判明したので、僕もアクセスが継続的に集まるコンテンツ作りにこれからは注力していこうと思います。

ちなみに、この分野は『コンテンツマーケティング』と呼ばれるものになります。

質の高いコンテンツを作って、メルマガ登録などに誘導する。

そして、メルマガ登録者に質の高いコンテンツを継続的に提供しながら相談やセミナーなどのオファーをする。

超ざっくりいうとこんな感じです。

これは、FPでも使える戦略です。

このやりかたをマスターすれば、最強の集客方法になるでしょう。

なぜなら、

『常に一定数の人があなたのサービスを心待ちにしている』

状況を作れるからです。

この戦略が向くFP

この戦略が向くのは、

・見込み客がインターネットを見る層である

・オンラインで相談を受けても構わない、もしくは人が来やすい大都市でビジネスをしている

・内容がニッチすぎず、広い範囲の人が対象になる

こういった条件を満たすFPです。

これに当てはまるのなら、コンテンツマーケティングを勉強する価値はあります。

僕も少し試していて、手応えを感じているので本格的に研究をしようと思っています。

せっかく北米にいるので、英語のセミナーやカンファレンスにも参加してみたいですね。

有益な情報が得らればメルマガでもシェアをしていくので、楽しみにしていて下さいね。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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