『濃い』見込み客リストを作る方法

石塚駿平

この前のことですが、
面白い見込み客発掘法を聞いたので、
シェアをしたいと思います。

あまりない発想なので、

『そんな方法もあるのか〜』

と感心したのを覚えています。

それはどのような方法だったかというと、

『見込み客が興味を持っている
中古の本を売って、住所情報を取得する』

という方法です。

本を使った見込み客獲得法

健康に関する本を買う人は、
健康に関心ある人ですよね。

当然ながら、健康に関する
商品を買う可能性が高いです。

例えば、サプリや健康食品、健康グッズなど。

健康にお金をかけるタイプの人は、
結構お金を使います・・・

その人たちの顧客リストを生成する為に、
中古の本を良い条件で売るのです。

アマゾンなどでは比較が簡単なので、
一番条件の良い条件を提示すれば
選ばれるのは難しくありません。

本の販売の利益を度外視すれば、
特定の分野に興味を持った、

『”濃い”見込み客リスト』

を作ることができます。

そして、リストができたらそこに対して
セミナーだったり、無料レポートや資料の
オファーを出して行くのです。

地道なアイデアですが、
なるほど〜、という感じですよね。

これは、どの分野でも同じ事ができそうです。

例えば、相続の本を買う人は
相続の悩みを抱えている人ですし、

マイホームに関する本を買う人は
これから家を買いたい人です。

この方法を使えば、
そういった特定の関心を持った
見込み客のリストを作ることができます。

このアイデアの応用例

ただ、この方法は地域に根ざした
ビジネスでは少し難しいです。

買い手の地域が選べないですからね。

ただ、見込み客を獲得する為の
アイデアとしては参考になると思います。

特定の分野に強い興味を持った

『”濃い”見込み客リスト』

を作ることができれば、
ビジネスの展開がとても楽になるので、
常にその方法は考えるべきです。

と、いうことで・・・

このアイデアを元にして見込み客リストを
作る為の別の手段を考えてみましょう。

アンケートを使う

これは、結構使い勝手の良い方法です。

どういうものかというと、
アンケートを記入してもらい、

そのアンケートに回答した人には
○○をプレゼントとして郵送しますよ。

という形にするのです。

“本の購入”を”アンケートの回答”
に置き換える感じです。

プレゼントは、データ集やノウハウ冊子、
クオカードなどを使います。

この方法を使えば、
住所の情報がわかるだけではなく、

"その人の属性や抱えている悩み"

まで知る事ができます。

例えば、住宅相談をしているのなら、

・いつごろ家を購入しようと考えていますか?
・土地は持っていますか?
・一戸建てとマンションではどちらを考えていますか?
・2世帯住宅を考えていますか?
・お子さんは何人いらっしゃいますか?
・家を買うにあたって悩んでいることはなんですか?

このようなアンケート項目を用意します。

このアンケートに回答してもらえれば、
見込み客の住所リストに加えて、
色々な情報を取得することができますね。

そしたら、プレゼントを送付すると同時に、
セミナーや個別相談の案内のDMを
入れて行くのです。

その人の属性や悩みがわかれば、
その人に合ったメッセージが作れるので
反応率は高くなります。

これが、アンケートを使った
見込み客リストの作り方です。

どうやって回答者を集めるか?

アンケートの取り方ですが、、

・メルマガで募集をする
・ブログ読者向けに募集をする
・セミナーの終わりに募集をする

このようなパターンが考えられますね。

特に、セミナーでこの方法を使えば、
その場で反応のなかったお客さんを
フォローアップすることができるようになります。

実際に、セミナーのその場では反応を
しなかったけど、後で「相談したい」と
言ってくる人は一定の確率で存在します。

・・・

今回は見込み客リストの作り方について
お伝えしましたが、参考になりましたか?

少しでも使えそうなアイデアがあったら、
どんどん実行に移してみて下さい。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

関連記事