仲良くしなかった理由

駅前のカフェより
執筆者:中西雅司

先ほど、プロ野球やメジャーリーグで活躍された松坂大輔さんのYouTube動画を見ていました。

その中で、とても印象に残った話がありました。

短く言うと、

「相手チームの選手と仲良くなると、内角に投げにくくなる。だから、あえて仲良くはしなかった」

といった話です。

内角というのは、相手にボールが当たってしまう可能性がある場所のことです。

つまり、仲良くなると情が出てしまい、真剣勝負に影響が出てしまうということですね。

ご自身の性格を理解した上で、良い対応をされているなぁと思いました。

逆のタイプの人もいる

一方で、

「仲良くなっても、勝負の時は関係ない」

という人もいると思います。

そういうタイプの方は、仲良くなることに気を遣う必要は全くないのだと思います。

いずれにしても、

「勝負に影響が出ないように日ごろから対応する」

ということは大事ですよね。

このことは、FPの仕事においても、重要になる場面があります。

FPの事業においては

それは、

「専門家や事業者を紹介する」

という場面です。

FP相談をして、税理士さんを紹介する必要があるときに、知り合いの税理士を紹介する。

その場合に、例えば、

「お客さんには合わなそうだけど、一番仲の良い税理士さんを紹介しよう」

となってはいけませんよね。

なぜなら、FPは顧客の味方であり、最も配慮すべきは顧客だからです。

一方で、専門家や事業者とすごく仲良くしても、顧客に一番合う税理士を紹介できるという人もいると思います。

前者のタイプの人は、専門家や事業者と仲良くしすぎには気を付けるべきでしょうし、後者の場合は、仲良くしても全く問題ないのだと思います。

情に流されやすい人の対処法

大切なのは、まず自分がどちらのタイプかを自覚すること。

仲が良いと判断が鈍りやすい自覚があるなら、

「仲良くなりすぎないようにする」

というのも1つの方法ですし、

あるいは、

「紹介先や取引先の選択肢を複数持っておき、どことも平等に仲良くする」

という方法もあります。

逆に、仲が良くても公平に判断できる自信があるなら、そこを配慮する必要はないはずです。

あなたはどちらのタイプ?

あなたは、情に流されやすいタイプでしょうか。それとも、割り切れるタイプでしょうか。

ぜひ、ご自身の仕事に置き換えて考えてみてください。

FPとして顧客利益を追求するためには、自分のタイプを把握するということも、とても重要な要素の1つではないかなと思います。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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